ホームページの事、返信、妄想、ブックレビューに愛を叫ぶ準ブログ。偏愛なので準が付く、そういうことを書いております。
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漸くちまちま書き始めています。そして少し書くごとに、完成までのパーセンテージが下がる仕掛けに嵌っています。何故…!?(驚愕)。答えは骨組みを書いて肉付けをする張りぼて方式だからなのですが。妄想だとコンパクト、実行すると予想より膨大になるという。まさに罠以外のナニモノでもないとゆー。
例えば
折りたたみは没にした正月話。
現代高校生パロで女性向けです。自己責任でお願いします。
例えば
メモをとらないかわりにこーやってとびとびで最後までの骨組みを萌えポイントとかで作って、後で間を埋めていく作業をしてます。偶に骨格を増やしたりして、その都度進行度が下がるのです…。骨組みと薄い肉だけでいま、スペースが大量に入ってますが9ページ。改行前後の間隔を削除してるのにコレ。今は20%いってればいいほうなのでは?単純に掛け算で、予想がつくのですが、なーがーいー。持久力がナイからやばいのです。バレンタインの妄想もしてるのですが、勢いに任せて文章をバババーッと書けるくらいの技量が欲しい今日この頃。書けるか解りません。例をみないほどの遅筆ぶりを発揮してます。其処に書かれた文字と鮮やかな彼の残像を思い出して細い道を見つめる。
一つ一つ和綴じの本を手に取り丁寧に確認する彼の顔がどんどん曇っていくのが解った。最後の本の題名を見つめるこの気高い猫が何か言いだす前に楸瑛は口を開いた。
絳攸は応える代わりに薄く笑い、懐から何かが包まれている布を取り出した。
「き、みは―――」
折りたたみは没にした正月話。
現代高校生パロで女性向けです。自己責任でお願いします。
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ぬ?一か月更新なしですと!?
放置気味でごめんなさいっ。何をしてたかってやっぱりひたすら本読んでましたっっ。あと蒲団に入ると眠くなるという…。じゃあ別の場所で作業をしろってはなしです。
一般書籍に一人で萌えてましたっっっ。遅筆(と言うより持久力がない)上に読書してたら拍車がかかってます。ネタに一通り盛り上がってる間にかければいいんですけど、妄想の段階ですでに込み入って来るから疲れて熟成させすぎて結局放置なパターンです。でも一通り持ってた本は読んだので、落ち着きましたよー。いやあ、最近の本は萌えをところどころにちりばめてあるから全くもって油断出来ませんね笑。そういうつもりで読んでなかったのにイキナリくるとダメージが大きいという。
読書で獲得した萌えを彩雲に少し還元なのです。
わざわざ耳打ちして話す双花。
寮長絳攸と新入生楸瑛。逆もいいなあ。
ロボ絳攸も健在なのです。
ハードボイルド…。チョコレート=現金(裏金)と知って、ちょっと自分の中で盛り上がりました。
異類婚姻の話を前から書きたいなあと思ってやっぱり書くか、と意思を固めそうです。この手の話は民俗学の分野ですけど、柳田は少し読んで挫折したから詳しくないので出鱈目です。没にした穴がいくつもあいてる(途中が抜けてる)はなしならありますが、それを活かしつつ、現代高校生設定。ニッチはもうニッチでいいと開き直っております。長編になりそうなので、スタミナ問題です。
この間すこしのせた何パロだかわからないやつも、本格的に書きたいのですが、持久力的に書けない状態なのです。いつか、ね。といって闇に葬り去ることがないように…。
ぬあああねむい。おやすみなさいっ。
放置気味でごめんなさいっ。何をしてたかってやっぱりひたすら本読んでましたっっ。あと蒲団に入ると眠くなるという…。じゃあ別の場所で作業をしろってはなしです。
一般書籍に一人で萌えてましたっっっ。遅筆(と言うより持久力がない)上に読書してたら拍車がかかってます。ネタに一通り盛り上がってる間にかければいいんですけど、妄想の段階ですでに込み入って来るから疲れて熟成させすぎて結局放置なパターンです。でも一通り持ってた本は読んだので、落ち着きましたよー。いやあ、最近の本は萌えをところどころにちりばめてあるから全くもって油断出来ませんね笑。そういうつもりで読んでなかったのにイキナリくるとダメージが大きいという。
読書で獲得した萌えを彩雲に少し還元なのです。
わざわざ耳打ちして話す双花。
寮長絳攸と新入生楸瑛。逆もいいなあ。
ロボ絳攸も健在なのです。
ハードボイルド…。チョコレート=現金(裏金)と知って、ちょっと自分の中で盛り上がりました。
異類婚姻の話を前から書きたいなあと思ってやっぱり書くか、と意思を固めそうです。この手の話は民俗学の分野ですけど、柳田は少し読んで挫折したから詳しくないので出鱈目です。没にした穴がいくつもあいてる(途中が抜けてる)はなしならありますが、それを活かしつつ、現代高校生設定。ニッチはもうニッチでいいと開き直っております。長編になりそうなので、スタミナ問題です。
この間すこしのせた何パロだかわからないやつも、本格的に書きたいのですが、持久力的に書けない状態なのです。いつか、ね。といって闇に葬り去ることがないように…。
ぬあああねむい。おやすみなさいっ。
新年話を諦めた。コンテンツが少ない癖にネタがかぶった状況に落ち込んで、没。そのあと諦めて本を読んで(こら)そこから妄想どっぷりです。
ロボット絳攸とかかなり萌えます。主人の命令を簡単に聞かないロボット。最新じゃなくて旧式だけど実はかなり凄いロボ。楸瑛の要望を「初期設定と違うから無理だ」と一蹴。充電中は正座で手は膝の上です。「パワーセーブモードに切り替わります」と機械的な音声を出し、口癖は「電力の無駄だ。却下」。しまいには「明日は雨だな、頭痛がする」「君、ロボットだよね」と楸瑛とちぐはぐな会話を繰り広げるのです。電気代の請求書を見て「もう少し燃費が良かったらなあ」と独り言のつもりで言ったら絳攸が偶然聞いてちゃって「なら俺など捨てて最新版を買えばいいだろ」と言葉とは裏はらに悲しそうな顔をするんだよ。(←口癖もここらへんのことに起因してます)。それにキュンとすればいいよ。鼠がきら…あ、これは某国民的ロボットか。眼がライトになる(コワイ?)、記録した映像を其処から放出して壁やスクリーンに映し出せる。(某世界的宇宙戦争のロボットか)
(手に余るから)書かないけど妄想を突き詰めて行くと最終的にはシザーハンズ的な話になりそうだなあ。ああ、エドが絳攸ですよvそれでもあきらめない楸瑛。ほら手に余るのです。
新年話の代わりに書こうかなあ、と思っているのは趣味一直線一本街道を新幹線レベルの高速で走りぬけそうな話なのです。ええ今、少し書いてますよ。でも妄想段階で複雑すぎて挫折気味。亀の歩みレベルなのです。一応折りたたみに、こんな感じだよーというのを少し置いておきます。ん?何パロだって?………。わっかんないや。(おい)。
あとはやっぱりオペラ座……。妄想ではもう設定が出来てるんですよ。ただ台詞がわかんなーいーのー。でも書いてみた。折りたたみです。予想以上に長いです。
ロボット絳攸とかかなり萌えます。主人の命令を簡単に聞かないロボット。最新じゃなくて旧式だけど実はかなり凄いロボ。楸瑛の要望を「初期設定と違うから無理だ」と一蹴。充電中は正座で手は膝の上です。「パワーセーブモードに切り替わります」と機械的な音声を出し、口癖は「電力の無駄だ。却下」。しまいには「明日は雨だな、頭痛がする」「君、ロボットだよね」と楸瑛とちぐはぐな会話を繰り広げるのです。電気代の請求書を見て「もう少し燃費が良かったらなあ」と独り言のつもりで言ったら絳攸が偶然聞いてちゃって「なら俺など捨てて最新版を買えばいいだろ」と言葉とは裏はらに悲しそうな顔をするんだよ。(←口癖もここらへんのことに起因してます)。それにキュンとすればいいよ。鼠がきら…あ、これは某国民的ロボットか。眼がライトになる(コワイ?)、記録した映像を其処から放出して壁やスクリーンに映し出せる。(某世界的宇宙戦争のロボットか)
(手に余るから)書かないけど妄想を突き詰めて行くと最終的にはシザーハンズ的な話になりそうだなあ。ああ、エドが絳攸ですよvそれでもあきらめない楸瑛。ほら手に余るのです。
新年話の代わりに書こうかなあ、と思っているのは趣味一直線一本街道を新幹線レベルの高速で走りぬけそうな話なのです。ええ今、少し書いてますよ。でも妄想段階で複雑すぎて挫折気味。亀の歩みレベルなのです。一応折りたたみに、こんな感じだよーというのを少し置いておきます。ん?何パロだって?………。わっかんないや。(おい)。
あとはやっぱりオペラ座……。妄想ではもう設定が出来てるんですよ。ただ台詞がわかんなーいーのー。でも書いてみた。折りたたみです。予想以上に長いです。
「百鬼 陽」で既刊作品とは関連してない話があるって…!公式にのってた!
あ、きょーごくのはなしです。久々日記で彩雲関係なしって……。ごめっ
とにかく既刊ですよ既刊!この既の存在感はかなり大きいぞう。
既刊じゃないといえばシリーズで考えればもう「鵺」しかないじゃないかと思うのは早とちり!?
マンネリズムがどーとか言う人も増えてくる中、(前作、前々作がびみょーだったからね特に)、きっと自分のきょーごく評価もこの作品で変わる気がするなあ。初めからハードルは彼方高くですからやったあと無邪気に喜べずはらはらもします。裏切らないで!ってね。期待以上というかもうこっちが予想しないくらいの「魍魎」や「絡新婦」「塗仏 始末」、「鉄鼠」レベルの凄い物を書いてほしいです!
てことでそのまま2oo9年のマイベストを紹介しますが、これだけ前置きがあって、まあ予想通りの作品が入ってますよ。
1位 絡新婦の理/京極夏彦
2位 魍魎の匣/京極夏彦
3位 項羽と劉邦/司馬遼太郎
4位 続巷説百物語/京極夏彦
5位 魔女の笑窪/大沢在昌
予想どーり京極づくしです;
これとは別に個人的にはずれがない作家はランキング外ですが藤沢周平と池波正太郎です。藤沢周平は文章がきらきらしていて、そのかがやきが切ない。哀愁漂うのがいいです。池波正太郎はちょっとハードボイルドっぽいところがたまりません。
さて、1位から5位に選んだ本のちょっとした紹介です。
1位 絡新婦の理(じょろうぐものことわり) 京極夏彦
シリーズ史上最高ページ数を誇る作品ですが、個人的に最高傑作です。美しい、との一言に尽きる構造と描写。「操り」という反則的な罠を此処までうまく書けるなんてすごい。面白すぎて、あの分厚い本でも永遠に終わって欲しくないと思いました。大好きです。愛してます。
2位 魍魎の匣(もうりょうのはこ) 京極夏彦
京極作品で初めて読んでやられた作品。完成しすぎていて怖い。トリックだけならば、「絡新婦(略)」よりも好きです。京極作品はこの重さも含めてすべてが世界です。これまた終わって欲しくなかった。わたしを読書漬けにした一番の原因です。昔テレビで見た某白装束集団などの視覚的な不気味さを、活字で見事に表現しています。値段以上の価値。読まなきゃ損。推理小説と言われるものの領域を広げた名作。
3位 項羽と劉邦 司馬遼太郎
芥川龍之介と司馬遼太郎は入りやすいですよね。きっかけは受験で黒本(センター過去問題集)の国語の問題文になった事です。わたしはバカで、過去問を追試も含めすべて網羅したので、最近のものか昔のものかは解らないのですが、これ受験終わったら読むぞ、と決めてました。直木賞の「梟の城」は全くだめだったけど、これは超面白い。万人が読むべき本に推薦したい。(余談ですがあと印象に残っている問題文は芥川の「秋」です。これも芥川が好きなので短編集で読みました。)
4位 続巷説百物語 京極夏彦
直木賞の「後巷説(略)」もすごかったけどわたしはこっちのが好き。「巷説(略)」は個人的におもしろかったけどいまいちだったのですが、「続(略)」を読んで考えが変わりました。ぐいぐい引き込んでいくあの力は健在。七五調や昔風に節をつけたリズムのある文章。江戸時代という設定の中で登場人物の人情味あふれる人柄も魅力的。仕掛ける側の話です。このシリーズは普通の厚さを保っているので京極作品に入りやすいでしょう。京極作品を紡ぐ糸の役割を果たしているシリーズでもあります。
5位 魔女の笑窪 大沢在昌
「闇先(略)」でハードボイルドに足を突っ込みこれで落ちたました。短編集でも飽きさせない展開。(管理人は短編集が苦手です)。相変わらずの細緻な設定と魅力的な心理描写。壮絶な過去を背負いつつも強く生きる主人公は強くもあり脆くもあり、かっこよすぎ。人を書くのが本当にうまいです。
もちろんランク外にも好きな本はたくさんありますよー。
さーて、今年はどんな本にめぐりあえるのかなあ。楽しみです。
あ、きょーごくのはなしです。久々日記で彩雲関係なしって……。ごめっ
とにかく既刊ですよ既刊!この既の存在感はかなり大きいぞう。
既刊じゃないといえばシリーズで考えればもう「鵺」しかないじゃないかと思うのは早とちり!?
マンネリズムがどーとか言う人も増えてくる中、(前作、前々作がびみょーだったからね特に)、きっと自分のきょーごく評価もこの作品で変わる気がするなあ。初めからハードルは彼方高くですからやったあと無邪気に喜べずはらはらもします。裏切らないで!ってね。期待以上というかもうこっちが予想しないくらいの「魍魎」や「絡新婦」「塗仏 始末」、「鉄鼠」レベルの凄い物を書いてほしいです!
てことでそのまま2oo9年のマイベストを紹介しますが、これだけ前置きがあって、まあ予想通りの作品が入ってますよ。
1位 絡新婦の理/京極夏彦
2位 魍魎の匣/京極夏彦
3位 項羽と劉邦/司馬遼太郎
4位 続巷説百物語/京極夏彦
5位 魔女の笑窪/大沢在昌
予想どーり京極づくしです;
これとは別に個人的にはずれがない作家はランキング外ですが藤沢周平と池波正太郎です。藤沢周平は文章がきらきらしていて、そのかがやきが切ない。哀愁漂うのがいいです。池波正太郎はちょっとハードボイルドっぽいところがたまりません。
さて、1位から5位に選んだ本のちょっとした紹介です。
1位 絡新婦の理(じょろうぐものことわり) 京極夏彦
シリーズ史上最高ページ数を誇る作品ですが、個人的に最高傑作です。美しい、との一言に尽きる構造と描写。「操り」という反則的な罠を此処までうまく書けるなんてすごい。面白すぎて、あの分厚い本でも永遠に終わって欲しくないと思いました。大好きです。愛してます。
2位 魍魎の匣(もうりょうのはこ) 京極夏彦
京極作品で初めて読んでやられた作品。完成しすぎていて怖い。トリックだけならば、「絡新婦(略)」よりも好きです。京極作品はこの重さも含めてすべてが世界です。これまた終わって欲しくなかった。わたしを読書漬けにした一番の原因です。昔テレビで見た某白装束集団などの視覚的な不気味さを、活字で見事に表現しています。値段以上の価値。読まなきゃ損。推理小説と言われるものの領域を広げた名作。
3位 項羽と劉邦 司馬遼太郎
芥川龍之介と司馬遼太郎は入りやすいですよね。きっかけは受験で黒本(センター過去問題集)の国語の問題文になった事です。わたしはバカで、過去問を追試も含めすべて網羅したので、最近のものか昔のものかは解らないのですが、これ受験終わったら読むぞ、と決めてました。直木賞の「梟の城」は全くだめだったけど、これは超面白い。万人が読むべき本に推薦したい。(余談ですがあと印象に残っている問題文は芥川の「秋」です。これも芥川が好きなので短編集で読みました。)
4位 続巷説百物語 京極夏彦
直木賞の「後巷説(略)」もすごかったけどわたしはこっちのが好き。「巷説(略)」は個人的におもしろかったけどいまいちだったのですが、「続(略)」を読んで考えが変わりました。ぐいぐい引き込んでいくあの力は健在。七五調や昔風に節をつけたリズムのある文章。江戸時代という設定の中で登場人物の人情味あふれる人柄も魅力的。仕掛ける側の話です。このシリーズは普通の厚さを保っているので京極作品に入りやすいでしょう。京極作品を紡ぐ糸の役割を果たしているシリーズでもあります。
5位 魔女の笑窪 大沢在昌
「闇先(略)」でハードボイルドに足を突っ込みこれで落ちたました。短編集でも飽きさせない展開。(管理人は短編集が苦手です)。相変わらずの細緻な設定と魅力的な心理描写。壮絶な過去を背負いつつも強く生きる主人公は強くもあり脆くもあり、かっこよすぎ。人を書くのが本当にうまいです。
もちろんランク外にも好きな本はたくさんありますよー。
さーて、今年はどんな本にめぐりあえるのかなあ。楽しみです。
遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。昨年コメント下さった皆様、ホームページに訪れてくださった方、どうもありがとうございました。今年もホームページ、ブログをよろしくお願いします。
新年話は1月中にアップ出来たら;
4日までには、と思ってたけど無理だった。早々これです。
新年話は1月中にアップ出来たら;
4日までには、と思ってたけど無理だった。早々これです。
夢野久作さんの「ドグラ・マグラ」を数分間よんで即座に中断、新年にまわしました。三大奇書として悪名(?)高い作品です。帯の文句が読んだものは精神に異常をきたすとかなんとか…。冒頭だけで意味不明というのが解りました。このまま続けて、年末にむむむ、と悩んだりするのは嫌なので(←たぶん読むのに相当時間がかかるから)、新年明け、落ち着いたころに読もうと思います。主人公が精神異常者で、彼の一人称で語られてるから、解りずらいのです。ウ●キのツッコミがまた笑える。「まともに要約することは到底不可能な奇書」らしいです。
さて、今週読んだ本です。
「神のロジック 人間のマジック」 西澤保彦
「時計館の殺人」 綾辻行人
「月光ゲーム Yの悲劇’88」 有栖川有栖
「理由」 宮部みゆき
本格ぞろい。綾辻&有栖川コンビは一緒に読まなくては!ですよね。奇書のかわりに選んだのは、王道・宮部みゆきの「理由」。8月に買ってから放置してたもの。(放置していたのすら忘れてました;;;;)
ブックレビューはこれが今年最後ですね。
==========
「神のロジック 人間のマジック」 西澤保彦
短い話ですが、その冒頭の速い段階から作品に引き込まれ、明るい雰囲気にドキドキしながら読み始めました。実は先週の4冊中3番目に読んだ本なのですが、(「理由」が一番最後)、初めの本格コンビの2冊が暗く、陰鬱だったので、子供視点の少年探偵団的な冒険と快活さを期待していたのですが、(具体的には学園の謎を解くのかと思ってました)最後はええええええええええーーーーーー!?って感じでした。少年少女の冒険ものか、との認識が、雲行きが怪しくなる展開の連続で、最後にどーんと覆されました。うお!って。一応期待していた謎は明らかになったのですが、読書経験が浅いのでこのパターンを以前に読んだ事がなく、全く予想がつかなかったです。氏の本は最後にどんでん返しがあるのですね!面白かった。作者を挑戦者、と見るのならば、読者が解かなければならない謎は2種類在ったのですね。その2つ目が…!すべての描写には理由があったのか。あれもこれもそれも。設定が設定なので、そこには突っ込まないとして、なぞは一つ残らずないです。一掃されました。
錯覚というか思いこみ、それを与える側と与えられた側。コミュニティの構成員の相互作用により築き上げられた虚構と危機。現実とは何なのか。結局誰もが把握してなかったのか。核心に触れるコメントは避けたいので、言えませんが、ミステリヰのジャンル的にアレに当てはまるとは、全く思ってませんでした。
読んだ本たちはどれも社会学に触れてます。妙な共通点。この話は少し心理学よりでしたが。
個人的には「七回(略)」よりもこっちの方が好きだなあ、と世間ずれした好みを抱きました。(一般的な評価は「七回(略)」のほうが☆一つ分ほど上です。一般的な書評と食い違うと(よくあるので)自分の感覚のほうが可笑しいんだなあ、と気付かされ嫌な気分になりますね)。
もう一冊読んでからこれからの方針(集めるか集めないか)を決めます。
==========
「時計館の殺人」 綾辻行人
初読綾辻ミステリヰはやはり代表作の「館」シリーズ。初めて読む人の作品はなるべく長編を選ぶようにしてます。短編集が苦手なので。
とにかく氏の本は初めてだったのですが、人が死ぬ死ぬ。驚くほど短期間(3日間)で。館の呪いだとしか思えません。驚きました、というのが印象深いところです。
核心を先延ばしにするような描写が多く(本当に何度もあります)、進んだと思ったらまたストップの繰り返しにちょっとイラっとしました。しかも少し不自然なところが気になりましたが、楽しめました。同時に前の述べた通り殺し過ぎだよ、と思いました。個人的にトリックがばれそうになったから~と殺すのはあまり好きじゃないパターンです。が、おもしろかったのはおもしろかった。読みやすかったですし。引き込まれました。
小さなトリックは解って、これが出来るのはあの人しかいないじゃないか、と犯人はめどがついていたのですが、館の意味とかそれ以上にいろいろ関連しているんだなあ、と感心しました。あれとかこれとか、そんなところにもトリックがと明らかになり、なるほどー!と謎が解けたことによる読後の満足感も◎
「館」シリーズはこれからも集めるかも、です。かも、と態々但し書きしてあるのは「十角館(略)」が微妙と聞いた事があるのです。でもこれだけ買わないとか、そういう訳にはいきませんよねー。
==========
「月光ゲーム Yの悲劇’88」 有栖川有栖
同じく初読有栖川ミステリヰはデビュー作です。本当は「マレー鉄道(略)」が読みたかったのに置いてなかったのです。
読み終わった段階での印象はホームズ。エラリー=クイーンなのかもしれませんが、読んだ事無いので、わたしが思ったのはホームズ。小さいころにシリーズを読んで抱いた感覚と似たようなものを思い起こさせました。つまりこじつけ的な…。そんなの知るか!みたいな。特にというかやはり、ダイイングメッセージは浮きますよね。これが犯人が自分の犯行を示唆するために残したもの、とかならば全然OKなのですが、ダイイングメッセージはいただけないなあ。あとは上記2冊も含めクローズドサークルというのですか?閉鎖的な空間で起きる殺人事件のことですが、このパターンはあまり好きではないです。作者からの挑戦状をどちらかというと受け流しがちなのですが、クローズドサークルは容疑者が絞られ過ぎてしまうので、おもしろさの要素的に好みではないです。名前が覚えられないほど登場人物が多くても、江上達一行は設定的に容疑者からは外れますし、殺された人数も引くと、それなりに絞られます。
デビュー作ですからね、きっと最近の作品とは印象が違うのでしょう。辛口かしら?ただし、容疑者が少ないからと言って、犯人は誰だか全く予想がつきませんでした。だから江上の推理に納得できます。そういう意味では良質のミステリヰなのでしょう。しつこいですがあのダイイングメッセージ以外は。理由としては十分に正当なんだけど、やっぱりなんだかなあ、と引っ掛かってしまうのです。ないほうがよかったんじゃないか、と。ならば題名から変えなければならないですよね(苦笑)。
本格中の本格、と思い浮かべるものがズバリ!という作品でした。
評価はやはりあと2冊程読んでからします。
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「理由」 宮部みゆき
云わずと知れた直木賞受賞作品です。
これを面白いと感じるか感じないかは読者の年齢も影響するだろうし、なにより人によってまちまちだと思いますが、確実に言えるのは国内で最も権威がある賞の一つを満場一致で取っただけの事はある作品だということです。正直に言うと面白さ的にはいまいちだったのですが、でも、力強く魅力的な構成でした。すごいよ安寿!読みがいがある、読む価値が価格以上にあると思える本。「蒲生邸(略)」の様な優しいタッチの文章ではなく、賢固堅実な雰囲気で、同じ人が書いたとは思えない。「蒲生邸(略)」は大衆向けの娯楽、「理由」は問題提起のイメージです。元法律事務所に勤めていただけあって、ドキュメント風に書くのが板についているというか、とにかく凄かった。一つの事件によって現代のいろんな問題点がさまざまな登場人物の視点から浮き彫りになって、そして人によっての感じ方の違いも明らかになり、社会的かつレアリズムな作品でした。ヴァンダール千住北ニューシティってもう頭の中にインプットされちゃったよ笑。
高層マンションでの殺人事件。直接的にかかわる人数は多く、且メディアが普及した現代では間接的に、となると膨大な数に達する。またその直接と間接の線引き、つまりリアリティとヴァーチャルリアリティの定義が定まらず、脳内では特に混同してしまい、事象はめちゃくちゃに絡まった糸のように複雑に。人々が抱いている真実は多角的で、異なる。さまざまな人間模様がインタビューを通してそれが明らかにしていく様が圧巻。
芥川と同等の観察眼を持ってることを思わせる様な、鋭い指摘が多々あり、どきりとさせられました。
新年第一号はおそらく09マイベストを5位まで発表します。おなじみの作品が出てくるでしょうが、レビューをしてないものも含まれます。たぶん一生好きなんだろうなあ、という本たちでしょうね。
新年はミステリヰから離れてみようかなあ、と今の段階で思っています。
本読んでるとホームページがおろそかになってしまって、冬休みの意味ないじゃーん!しかもブックレビューって実は書くのに数日かけてるしぃ。←ホントです
09年、ありがとうございました!来年もよろしくおねがいしまーす!!
さて、今週読んだ本です。
「神のロジック 人間のマジック」 西澤保彦
「時計館の殺人」 綾辻行人
「月光ゲーム Yの悲劇’88」 有栖川有栖
「理由」 宮部みゆき
本格ぞろい。綾辻&有栖川コンビは一緒に読まなくては!ですよね。奇書のかわりに選んだのは、王道・宮部みゆきの「理由」。8月に買ってから放置してたもの。(放置していたのすら忘れてました;;;;)
ブックレビューはこれが今年最後ですね。
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「神のロジック 人間のマジック」 西澤保彦
西澤作品2作目に選んだのがこれ。理由は解る人になら解ると思いますが、ええ、京極関係です。わたしが買ったのは文庫版ですが、ハードカバーの方の表紙を担当したのが京極という、どーしよーもない、西澤信者に莫迦にしてるのかと怒られかねない理由なのです。ごめんなさい。西澤作品の直球で代表作「七回死んだ男」がちょっと合わなかったから変化球作品を探したってのもありますが、決定打が京極の表紙でもカバーできない作品とある書評に書いてあったからです。ぐだぐだ本の中身に関係ない事を続けますが、殆どの作品に対して言える事ですが、わたしは何かしらのつながりで本を選ぶことが多いので(作中に出てきた本が気になって読んだりといった具合)、こればっかりというわけではないです。こういうどうでもいい事をとうとうと述べていても仕方がないので感想に移ります。地平線の果てにあるような学校(ファシリティ)に通うぼく、守。全寮制学校の風体を取るそこには十歳前後の生徒が全部で六人、教師が二人、の他に食事当番に一人しかいないとにかく変わった施設だ。ことことに煮込み過ぎたまずいスープが生徒たちの切実な悩み。運動は制限されテストの点数でおこずかいの額が決まる。楽しみは自動販売機のスナックだけ。買い置きしていたスナックがなくなった?勘違いじゃないの?
そんな平和な毎日に突然亀裂が生じた。
新入生が来る。その知らせを聞いた瞬間こわばる他の生徒。そもそもこの学校は何のために作られたのか?考えれば考えるほど謎は深まりある日突然それははじけた。死んだ生徒。殺した同級生。そして世界は崩れた。
短い話ですが、その冒頭の速い段階から作品に引き込まれ、明るい雰囲気にドキドキしながら読み始めました。実は先週の4冊中3番目に読んだ本なのですが、(「理由」が一番最後)、初めの本格コンビの2冊が暗く、陰鬱だったので、子供視点の少年探偵団的な冒険と快活さを期待していたのですが、(具体的には学園の謎を解くのかと思ってました)最後はええええええええええーーーーーー!?って感じでした。少年少女の冒険ものか、との認識が、雲行きが怪しくなる展開の連続で、最後にどーんと覆されました。うお!って。一応期待していた謎は明らかになったのですが、読書経験が浅いのでこのパターンを以前に読んだ事がなく、全く予想がつかなかったです。氏の本は最後にどんでん返しがあるのですね!面白かった。作者を挑戦者、と見るのならば、読者が解かなければならない謎は2種類在ったのですね。その2つ目が…!すべての描写には理由があったのか。あれもこれもそれも。設定が設定なので、そこには突っ込まないとして、なぞは一つ残らずないです。一掃されました。
錯覚というか思いこみ、それを与える側と与えられた側。コミュニティの構成員の相互作用により築き上げられた虚構と危機。現実とは何なのか。結局誰もが把握してなかったのか。核心に触れるコメントは避けたいので、言えませんが、ミステリヰのジャンル的にアレに当てはまるとは、全く思ってませんでした。
読んだ本たちはどれも社会学に触れてます。妙な共通点。この話は少し心理学よりでしたが。
個人的には「七回(略)」よりもこっちの方が好きだなあ、と世間ずれした好みを抱きました。(一般的な評価は「七回(略)」のほうが☆一つ分ほど上です。一般的な書評と食い違うと(よくあるので)自分の感覚のほうが可笑しいんだなあ、と気付かされ嫌な気分になりますね)。
もう一冊読んでからこれからの方針(集めるか集めないか)を決めます。
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「時計館の殺人」 綾辻行人
初読綾辻ミステリヰはやはり代表作の「館」シリーズ。初めて読む人の作品はなるべく長編を選ぶようにしてます。短編集が苦手なので。
とにかく氏の本は初めてだったのですが、人が死ぬ死ぬ。驚くほど短期間(3日間)で。館の呪いだとしか思えません。驚きました、というのが印象深いところです。
核心を先延ばしにするような描写が多く(本当に何度もあります)、進んだと思ったらまたストップの繰り返しにちょっとイラっとしました。しかも少し不自然なところが気になりましたが、楽しめました。同時に前の述べた通り殺し過ぎだよ、と思いました。個人的にトリックがばれそうになったから~と殺すのはあまり好きじゃないパターンです。が、おもしろかったのはおもしろかった。読みやすかったですし。引き込まれました。
小さなトリックは解って、これが出来るのはあの人しかいないじゃないか、と犯人はめどがついていたのですが、館の意味とかそれ以上にいろいろ関連しているんだなあ、と感心しました。あれとかこれとか、そんなところにもトリックがと明らかになり、なるほどー!と謎が解けたことによる読後の満足感も◎
「館」シリーズはこれからも集めるかも、です。かも、と態々但し書きしてあるのは「十角館(略)」が微妙と聞いた事があるのです。でもこれだけ買わないとか、そういう訳にはいきませんよねー。
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「月光ゲーム Yの悲劇’88」 有栖川有栖
同じく初読有栖川ミステリヰはデビュー作です。本当は「マレー鉄道(略)」が読みたかったのに置いてなかったのです。
読み終わった段階での印象はホームズ。エラリー=クイーンなのかもしれませんが、読んだ事無いので、わたしが思ったのはホームズ。小さいころにシリーズを読んで抱いた感覚と似たようなものを思い起こさせました。つまりこじつけ的な…。そんなの知るか!みたいな。特にというかやはり、ダイイングメッセージは浮きますよね。これが犯人が自分の犯行を示唆するために残したもの、とかならば全然OKなのですが、ダイイングメッセージはいただけないなあ。あとは上記2冊も含めクローズドサークルというのですか?閉鎖的な空間で起きる殺人事件のことですが、このパターンはあまり好きではないです。作者からの挑戦状をどちらかというと受け流しがちなのですが、クローズドサークルは容疑者が絞られ過ぎてしまうので、おもしろさの要素的に好みではないです。名前が覚えられないほど登場人物が多くても、江上達一行は設定的に容疑者からは外れますし、殺された人数も引くと、それなりに絞られます。
デビュー作ですからね、きっと最近の作品とは印象が違うのでしょう。辛口かしら?ただし、容疑者が少ないからと言って、犯人は誰だか全く予想がつきませんでした。だから江上の推理に納得できます。そういう意味では良質のミステリヰなのでしょう。しつこいですがあのダイイングメッセージ以外は。理由としては十分に正当なんだけど、やっぱりなんだかなあ、と引っ掛かってしまうのです。ないほうがよかったんじゃないか、と。ならば題名から変えなければならないですよね(苦笑)。
本格中の本格、と思い浮かべるものがズバリ!という作品でした。
評価はやはりあと2冊程読んでからします。
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「理由」 宮部みゆき
云わずと知れた直木賞受賞作品です。
これを面白いと感じるか感じないかは読者の年齢も影響するだろうし、なにより人によってまちまちだと思いますが、確実に言えるのは国内で最も権威がある賞の一つを満場一致で取っただけの事はある作品だということです。正直に言うと面白さ的にはいまいちだったのですが、でも、力強く魅力的な構成でした。すごいよ安寿!読みがいがある、読む価値が価格以上にあると思える本。「蒲生邸(略)」の様な優しいタッチの文章ではなく、賢固堅実な雰囲気で、同じ人が書いたとは思えない。「蒲生邸(略)」は大衆向けの娯楽、「理由」は問題提起のイメージです。元法律事務所に勤めていただけあって、ドキュメント風に書くのが板についているというか、とにかく凄かった。一つの事件によって現代のいろんな問題点がさまざまな登場人物の視点から浮き彫りになって、そして人によっての感じ方の違いも明らかになり、社会的かつレアリズムな作品でした。ヴァンダール千住北ニューシティってもう頭の中にインプットされちゃったよ笑。
高層マンションでの殺人事件。直接的にかかわる人数は多く、且メディアが普及した現代では間接的に、となると膨大な数に達する。またその直接と間接の線引き、つまりリアリティとヴァーチャルリアリティの定義が定まらず、脳内では特に混同してしまい、事象はめちゃくちゃに絡まった糸のように複雑に。人々が抱いている真実は多角的で、異なる。さまざまな人間模様がインタビューを通してそれが明らかにしていく様が圧巻。
芥川と同等の観察眼を持ってることを思わせる様な、鋭い指摘が多々あり、どきりとさせられました。
新年第一号はおそらく09マイベストを5位まで発表します。おなじみの作品が出てくるでしょうが、レビューをしてないものも含まれます。たぶん一生好きなんだろうなあ、という本たちでしょうね。
新年はミステリヰから離れてみようかなあ、と今の段階で思っています。
本読んでるとホームページがおろそかになってしまって、冬休みの意味ないじゃーん!しかもブックレビューって実は書くのに数日かけてるしぃ。←ホントです
09年、ありがとうございました!来年もよろしくおねがいしまーす!!
数日前に友達にわたしの読書遍歴を語る機会があり(ってゆーか勝手に語った)一番初めに読んだ本、一番初めに嵌った本の話をしてて
一番初めに読んだ本=宝島(たぶん幼稚園から小学校低学年向け版)
一番初めに嵌った本=オペラ座の怪人(小学生向けのカラーで絵とかが入ってて、やばいシーンが一切ないヤツ)
って白状した瞬間に、
双 花 で オ ペ ラ 座 !?
と耳元で小人さんが…!(だまれ)
雷が落ちたような衝撃をうけました。(真面目)
小学校に通っていた頃なんどもなんども読んだ大好きな本でも
台詞の1つもおぼえちゃいないんですけどー!
でも強烈なる萌を感じたあああああ!
しゅうえいがファントムでもいいし、それを演じてる事にしてもいいなあ!
仮面かめんwwww
もうこうなれば本屋さんに駆け込むしかないですよね!と意気込んでたのですが、おいてないー泣。
原作子供版以外読んだ事無いので、よみたあああい!
一番初めに読んだ本=宝島(たぶん幼稚園から小学校低学年向け版)
一番初めに嵌った本=オペラ座の怪人(小学生向けのカラーで絵とかが入ってて、やばいシーンが一切ないヤツ)
って白状した瞬間に、
双 花 で オ ペ ラ 座 !?
と耳元で小人さんが…!(だまれ)
雷が落ちたような衝撃をうけました。(真面目)
小学校に通っていた頃なんどもなんども読んだ大好きな本でも
台詞の1つもおぼえちゃいないんですけどー!
でも強烈なる萌を感じたあああああ!
しゅうえいがファントムでもいいし、それを演じてる事にしてもいいなあ!
仮面かめんwwww
もうこうなれば本屋さんに駆け込むしかないですよね!と意気込んでたのですが、おいてないー泣。
原作子供版以外読んだ事無いので、よみたあああい!
冬休み突入早々、早速読んでいます。本大好き、活字中毒はしっかり進行中なのです。とかいいつつ「モンテクリスト伯」=「岩窟王」だって初めて知りました!別物だと思ってたのはわたしだけでしょうか?でも読んだ事無いから常識レベルで復讐の話ってことしかしりましせん。今度読もうかなあ。長いらしいので、夏休みにすべきかしら(とか煉瓦本が好きなわたしが言っても説得力なしか)。今は日本の作家先生に凝っているので海外の物はまた今度、先延ばしします。
さて、先週読んだ本たちです。
「探偵伯爵と僕 His name is Earl」 森博嗣
「七回死んだ男」 西澤保彦
「毒猿」 大沢在昌
「きみとぼくの壊れた世界」 西尾維新
4冊中3冊(「毒猿」以外)が一人称なんて珍しい。
うーむ夏に比べたら少ないですかね。とにかく何買おうと真剣に悩んで、インターネットでレビューやお勧めを調べ、目録のあらすじなどを読み、吟味に吟味を重ね本を選んでいます。理想は何回でも読んでしまいたくなる本!数年後、数十年後でも感動を味わえる本!です。その観点からすると西尾維新は若者向けですが、今読まなきゃいつ読む的な要素も考慮します。
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「探偵伯爵と僕 His name is Earl」 森博嗣
デビュー作「すべてがF(略)」で苦手だとさんざんわめいていたにもかかわらず、題名につられて買いました。「すべて(略)」も題名が決定打でした。氏は本当にタイトルのセンスが半端ないです。だからそれにつられて読みたくなってしまうのですが、自分に合わない本を読むのはやはり苦痛なので、書評などをかなり見ました。シリーズ物ではないのが読みたかったので、選んだのがこれ。ファイブスターは少なかったのですが、どの方も読みやすいと書いてあったのでチョイス。正解でした。とても短いですがまあまあ満足。あとがきは断固不満ですが。あれはないだろう。有名人でも、京極の「百器―雨」のあとがきくらいは書いてほしいです。おもしろい、すごいなんてわたしでも書けるゾ!
森氏独特の読みにくさが、子供向けということもありないです。コンピューターサイエンスなどの専門的な要素もナシ。少し間延びしてるなあと思った前半も、素直な台詞と描写に引き込まれすいすい行きます。子供独特の鋭さの表現が切れてます。理不尽だなあ、と読者が子供時代大人に感じた事を思い出させるような、挿話がいいです。現代的な子供像ではなく、ひと世代昔、というイメージです。(携帯電話などが出てきますが著者の子供時代らへんな雰囲気だと思いました。)
事件が関わって来ると、展開は速い。冒険要素も結構用意されていてクライマックスはちゃんとそれらしく展開します。推理に驚くべき要素はなく(そこまで推理メインではないので。でもどこかホームズチックなので)、ふーんといった具合でしたが、物語としては好きです。やさしいです。シメをあのような形にしたのも、反感を買う要素はなく、かといってやられた!と驚くものではなかったのです。一応メッセージの役割を果たしたトランプの存在が持っている意味以上に浮いていたのはそういうことだったのか、と納得すらして、芸が細かいなあ、と座布団を贈りたい気分でした笑。管理人見たく氏が苦手だなあというひとに読んでもらいたい本。逆に氏のファンならば物足りないと思うだろうと予想します。
チャフラさんが素敵でした。怒ってばかりなのも魅力。
森氏、また読もうという気になりました。
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「七回死んだ男」 西澤保彦
初めての西澤作品。間違いがないと言われる氏の作品で、何を一番に読むべきか、と思ったところ、これから買うか買わないか(集めるか)を決定する際に、わたしは受賞作品やその人らしい作品、という評判を持ったものを読み判断します。西澤ファンがこぞって「これこそ!」というこの作品を選んだのはそういう経緯からでした。
上記した通り読む前にハードルを上げ過ぎていたため、読後に超面白い!すごい!というのは正直なかったです。平坦に話は進んでいく点でしょうね。派手に展開しないから、そう感じたのでしょう。ただ、これが氏のスタンダードならば個人的な好みとしてはうーむ、と言うところでもろ手を挙げて薦めることはできません。もちろん1冊だけで判断は出来ないので、あと1,2冊追加で読みます。
ただ「殺人」とここで態々カッコに入れた訳、またタイトルのあの単語を選択した意味も納得できることでしょう。超能力的な要素が加わりつつも、これは本当に本格だなあと素直に思えます。一人称という主人公の主観で語られますが、その公平さとずるさのバランスがいい具合です。騙されたけど憤慨など作品に対してネガティブな感想が湧いてこない良く出来た話です。
読んでいる途中から感じていた齟齬が、最後の最後にすっきりして安心しました。なぞはすべ拭えます。いくらなんでもこれはおかしいと強烈に思った点を引っ掛かりつつも、逸らされてしまいましたがやはり鍵はそこか!と脱帽。落とし穴にすっぽりとはまってました。森氏の「すべてがF(略)」のトリックを知った時の様な衝撃です。盲点をついてきた、というような。伏線もあり、なかなかでした。どこかシリアスではなくコメディな雰囲気、いや、意図的にずらしているのも世界観ですね。枕戦争とか、母親達の必死さとかが、滑稽。
一つ言わせてもらえば、ああいう状態になった時でも体質は有効なのか、と。体質と言うからには体が重要なのであって…。そこだけ考えれば考えるほどむうぅと言った感じですがそこまでも計算なのかやはり。
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「毒猿」 大沢在昌
ハードボイル界のエポックメイキング「新宿鮫」シリーズ二作目。評判通り一作目を超える出来だと思いました。死者数がちょっと現実離れしているところだけが気になりましたが、それもアクションに比重が置いてある故と言えばまあ納得もできる。レビューなど書くのが莫迦らしいくらい素晴らしい後書きが文庫版に載っているので、読んでください。ここでは手短に済ませます。
読み始めると(イキナリ閑話に入ります)何よりもまず都庁が比較的最近の建物だと言うことに驚きました。いろいろマニアックな趣味を持つ管理人は、ビルディングの中では都庁が大好きなのです。あのぐるーとまるいところとか、下から見るとさいこー!にモダンで、素晴らしいと熱弁をふるっては友達に引かれる日々を繰り返しているのですが、どーりで、と思わぬところから謎が解明。都庁以外にもヒルズは凄いですよね!都市レベルで言えば六本木のビルディングはどれもレベルが高いです。(断っておきますが管理人は文系学部に所属してます)
本題です。相変わらず設定が細緻で巧みで、大抵の人は関わりがない警察の内情や組の仕組み、シンジケートの事情をそれらしく納得させ、物語に魅力を与え引き込んでいきます。氏お得意の日本と隣国の問題も出てきて、そこにまた友情が生まれて、と心が熱くなるような展開もあります。重点がそちらに置いてあるので、一作目と比べると鮫島の出番は比較的少ないです。捜査の観点からも、彼はどちらかというとサブで進んでいき、クライマックスではしっかりメインに。その入れ替わりが自然。また登場人物がどの人も人間くさくていい。熱いです。人を書くのが本当にうまくキャラがたってます。
すらすら読めてしまうのですが、やはり私は「魔女」シリーズのが好きだなあとは思います。でもシリーズ三作目「屍蘭」もきっと読みます。これも題名が…!題名って本を買ううえでは本当に重要なんですよ!!
今のところなんとなーく癖になるシリーズという位置づけです。
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「きみとぼくの壊れた世界」 西尾維新
新書版で買ってしまった珍しい本。「世界」シリーズは「メフィスト」の短編で読んだ事があるので、その延長上で1作目を読もうと思いました。黒猫さん好きだわ、という作品。はい、真面目に書きます。
氏のほかの作品に比べるとやや理屈に偏り過ぎている感があろなあ、と思いました。まあ黒猫さん好きだからいいけど。でもちょっと納得のいかない部分もあって、犯罪者だろ、いいのかよ、みたいな。あとあのハーレムはけしからん。
なんだか微妙でした。まず容疑者の数が圧倒的に少ない。6人と提示されますが、黒猫さん自ら認める通り事実上は3人。あとは誰が怪しいか考えれば、もう必然と言わざるを得ない感が漂っています。ミステリヰファン歴あまり長くないし、娯楽で読んでいるのであまりこういう言葉は使いたくないのですが作中にも出ているので今回は例外。トリックはありきたりと言えばそうでしたが、気付かなかったです。それよりワイダニット的な話なのですか?つまり動機の探究。でも、その動機がなあ~。
あとはあふれんばかりの妹の話で間延びしてしまった感がある気がします。もうわかったから!となりました。あまり描写を入れられても…みたいな。ある意味読み手を選ぶ話でしょうね。
やはりライトノベルよりなのですいすい進むのですが、これよりか「戯言」シリーズのほうが好きかなあ。事件性が高いし。主人公は「戯言」の主人公「いーくん」と内面が似てます。シスコンをプラスしたらこーなるのだろうと言った感じ。
以後読むとしたら文庫版を素直に待ちます。
さて、先週読んだ本たちです。
「探偵伯爵と僕 His name is Earl」 森博嗣
「七回死んだ男」 西澤保彦
「毒猿」 大沢在昌
「きみとぼくの壊れた世界」 西尾維新
4冊中3冊(「毒猿」以外)が一人称なんて珍しい。
うーむ夏に比べたら少ないですかね。とにかく何買おうと真剣に悩んで、インターネットでレビューやお勧めを調べ、目録のあらすじなどを読み、吟味に吟味を重ね本を選んでいます。理想は何回でも読んでしまいたくなる本!数年後、数十年後でも感動を味わえる本!です。その観点からすると西尾維新は若者向けですが、今読まなきゃいつ読む的な要素も考慮します。
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「探偵伯爵と僕 His name is Earl」 森博嗣
夏休み、ぼくは伯爵と出会った。
探偵だという伯爵の関わった事件に心を躍らせるぼく――馬場新太。
しかしぼくは事件に巻き込まれてしまった。
お祭りの夜に別れた友達が家に戻っていない。伯爵と一緒に捜査を始めたぼくだが、その途中新たにもう一人いなくなりぼくも危険な目に遭う―――…。消えた友達は何処へ?この誘拐の犯人は誰だ?
デビュー作「すべてがF(略)」で苦手だとさんざんわめいていたにもかかわらず、題名につられて買いました。「すべて(略)」も題名が決定打でした。氏は本当にタイトルのセンスが半端ないです。だからそれにつられて読みたくなってしまうのですが、自分に合わない本を読むのはやはり苦痛なので、書評などをかなり見ました。シリーズ物ではないのが読みたかったので、選んだのがこれ。ファイブスターは少なかったのですが、どの方も読みやすいと書いてあったのでチョイス。正解でした。とても短いですがまあまあ満足。あとがきは断固不満ですが。あれはないだろう。有名人でも、京極の「百器―雨」のあとがきくらいは書いてほしいです。おもしろい、すごいなんてわたしでも書けるゾ!
森氏独特の読みにくさが、子供向けということもありないです。コンピューターサイエンスなどの専門的な要素もナシ。少し間延びしてるなあと思った前半も、素直な台詞と描写に引き込まれすいすい行きます。子供独特の鋭さの表現が切れてます。理不尽だなあ、と読者が子供時代大人に感じた事を思い出させるような、挿話がいいです。現代的な子供像ではなく、ひと世代昔、というイメージです。(携帯電話などが出てきますが著者の子供時代らへんな雰囲気だと思いました。)
事件が関わって来ると、展開は速い。冒険要素も結構用意されていてクライマックスはちゃんとそれらしく展開します。推理に驚くべき要素はなく(そこまで推理メインではないので。でもどこかホームズチックなので)、ふーんといった具合でしたが、物語としては好きです。やさしいです。シメをあのような形にしたのも、反感を買う要素はなく、かといってやられた!と驚くものではなかったのです。一応メッセージの役割を果たしたトランプの存在が持っている意味以上に浮いていたのはそういうことだったのか、と納得すらして、芸が細かいなあ、と座布団を贈りたい気分でした笑。管理人見たく氏が苦手だなあというひとに読んでもらいたい本。逆に氏のファンならば物足りないと思うだろうと予想します。
チャフラさんが素敵でした。怒ってばかりなのも魅力。
森氏、また読もうという気になりました。
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「七回死んだ男」 西澤保彦
僕、久太郎は特殊な体質を持つ。ある日突然何の前触れもなく唐突に同じ日を繰り返す。自分の意思で決められないから、能力ではなく体質なのであり、いくつかの決まりがある。一度落とし穴に入ると同じ日は九日間繰り返され、一週目――オリジナル周に続く日は近づこうとする法則がある。
新年、母が家を飛び出してから長らく接触を絶っていた祖父の家に赴くようになって数年目。事件は起きて、時空の落とし穴にはまった事を自覚したのだが―――。昨日はぴんぴんしていた祖父が頭から血を流して死んでいて―――。殺人。兄の言葉にはっとする。起こるはずのない事件を阻止しようと僕は決意した。
初めての西澤作品。間違いがないと言われる氏の作品で、何を一番に読むべきか、と思ったところ、これから買うか買わないか(集めるか)を決定する際に、わたしは受賞作品やその人らしい作品、という評判を持ったものを読み判断します。西澤ファンがこぞって「これこそ!」というこの作品を選んだのはそういう経緯からでした。
上記した通り読む前にハードルを上げ過ぎていたため、読後に超面白い!すごい!というのは正直なかったです。平坦に話は進んでいく点でしょうね。派手に展開しないから、そう感じたのでしょう。ただ、これが氏のスタンダードならば個人的な好みとしてはうーむ、と言うところでもろ手を挙げて薦めることはできません。もちろん1冊だけで判断は出来ないので、あと1,2冊追加で読みます。
ただ「殺人」とここで態々カッコに入れた訳、またタイトルのあの単語を選択した意味も納得できることでしょう。超能力的な要素が加わりつつも、これは本当に本格だなあと素直に思えます。一人称という主人公の主観で語られますが、その公平さとずるさのバランスがいい具合です。騙されたけど憤慨など作品に対してネガティブな感想が湧いてこない良く出来た話です。
読んでいる途中から感じていた齟齬が、最後の最後にすっきりして安心しました。なぞはすべ拭えます。いくらなんでもこれはおかしいと強烈に思った点を引っ掛かりつつも、逸らされてしまいましたがやはり鍵はそこか!と脱帽。落とし穴にすっぽりとはまってました。森氏の「すべてがF(略)」のトリックを知った時の様な衝撃です。盲点をついてきた、というような。伏線もあり、なかなかでした。どこかシリアスではなくコメディな雰囲気、いや、意図的にずらしているのも世界観ですね。枕戦争とか、母親達の必死さとかが、滑稽。
一つ言わせてもらえば、ああいう状態になった時でも体質は有効なのか、と。体質と言うからには体が重要なのであって…。そこだけ考えれば考えるほどむうぅと言った感じですがそこまでも計算なのかやはり。
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「毒猿」 大沢在昌
ハードボイル界のエポックメイキング「新宿鮫」シリーズ二作目。評判通り一作目を超える出来だと思いました。死者数がちょっと現実離れしているところだけが気になりましたが、それもアクションに比重が置いてある故と言えばまあ納得もできる。レビューなど書くのが莫迦らしいくらい素晴らしい後書きが文庫版に載っているので、読んでください。ここでは手短に済ませます。
読み始めると(イキナリ閑話に入ります)何よりもまず都庁が比較的最近の建物だと言うことに驚きました。いろいろマニアックな趣味を持つ管理人は、ビルディングの中では都庁が大好きなのです。あのぐるーとまるいところとか、下から見るとさいこー!にモダンで、素晴らしいと熱弁をふるっては友達に引かれる日々を繰り返しているのですが、どーりで、と思わぬところから謎が解明。都庁以外にもヒルズは凄いですよね!都市レベルで言えば六本木のビルディングはどれもレベルが高いです。(断っておきますが管理人は文系学部に所属してます)
本題です。相変わらず設定が細緻で巧みで、大抵の人は関わりがない警察の内情や組の仕組み、シンジケートの事情をそれらしく納得させ、物語に魅力を与え引き込んでいきます。氏お得意の日本と隣国の問題も出てきて、そこにまた友情が生まれて、と心が熱くなるような展開もあります。重点がそちらに置いてあるので、一作目と比べると鮫島の出番は比較的少ないです。捜査の観点からも、彼はどちらかというとサブで進んでいき、クライマックスではしっかりメインに。その入れ替わりが自然。また登場人物がどの人も人間くさくていい。熱いです。人を書くのが本当にうまくキャラがたってます。
すらすら読めてしまうのですが、やはり私は「魔女」シリーズのが好きだなあとは思います。でもシリーズ三作目「屍蘭」もきっと読みます。これも題名が…!題名って本を買ううえでは本当に重要なんですよ!!
今のところなんとなーく癖になるシリーズという位置づけです。
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「きみとぼくの壊れた世界」 西尾維新
新書版で買ってしまった珍しい本。「世界」シリーズは「メフィスト」の短編で読んだ事があるので、その延長上で1作目を読もうと思いました。黒猫さん好きだわ、という作品。はい、真面目に書きます。
氏のほかの作品に比べるとやや理屈に偏り過ぎている感があろなあ、と思いました。まあ黒猫さん好きだからいいけど。でもちょっと納得のいかない部分もあって、犯罪者だろ、いいのかよ、みたいな。あとあのハーレムはけしからん。
なんだか微妙でした。まず容疑者の数が圧倒的に少ない。6人と提示されますが、黒猫さん自ら認める通り事実上は3人。あとは誰が怪しいか考えれば、もう必然と言わざるを得ない感が漂っています。ミステリヰファン歴あまり長くないし、娯楽で読んでいるのであまりこういう言葉は使いたくないのですが作中にも出ているので今回は例外。トリックはありきたりと言えばそうでしたが、気付かなかったです。それよりワイダニット的な話なのですか?つまり動機の探究。でも、その動機がなあ~。
あとはあふれんばかりの妹の話で間延びしてしまった感がある気がします。もうわかったから!となりました。あまり描写を入れられても…みたいな。ある意味読み手を選ぶ話でしょうね。
やはりライトノベルよりなのですいすい進むのですが、これよりか「戯言」シリーズのほうが好きかなあ。事件性が高いし。主人公は「戯言」の主人公「いーくん」と内面が似てます。シスコンをプラスしたらこーなるのだろうと言った感じ。
以後読むとしたら文庫版を素直に待ちます。
睡眠時間を碌に確保できない日々が続いたせいでしょうか、酷く久しぶりの更新となった気がします。本日二度目の日記が更新のお知らせとなってうれしーミレでございますども。
久々パロで「クリスマスの約束」。題名どおりクリスマスのお話です。
甘いです。かーなーりー甘いです。(※当社比)
長さはいつもの5分の3程でしょう。短いみじかいっ!糖度と長さ、ダブルで珍しい。
作中に出てくる映画はホー●アローン2で、ツリーはあの有名なロック●ェラーセンターのものなのですが、管理人はニューヨーク行った事無いですよ。旅行したいなあああ。
今年中には更新出来てもあと1回でしょう。そしてそれは「蒼(略)」の予定です。(書き上がらない確率の方が高いです汗)
新年にはお正月話しをアップ出来たらなあ。そのためにはもう準備しなくてはだけど、まだなあんにもしてません。
とにかくみなさま、メリークリスマス☆
久々パロで「クリスマスの約束」。題名どおりクリスマスのお話です。
甘いです。かーなーりー甘いです。(※当社比)
長さはいつもの5分の3程でしょう。短いみじかいっ!糖度と長さ、ダブルで珍しい。
作中に出てくる映画はホー●アローン2で、ツリーはあの有名なロック●ェラーセンターのものなのですが、管理人はニューヨーク行った事無いですよ。旅行したいなあああ。
今年中には更新出来てもあと1回でしょう。そしてそれは「蒼(略)」の予定です。(書き上がらない確率の方が高いです汗)
新年にはお正月話しをアップ出来たらなあ。そのためにはもう準備しなくてはだけど、まだなあんにもしてません。
とにかくみなさま、メリークリスマス☆
これはwww
テンションちょう上がった。作った人に感謝。コメントがまたwww<とくにどすこい。3連続が笑った。
wwwwwwwwしか言いようがないもんねあれ。
何でこれBGM!?きょーごく作品と合わなさ過ぎて面白いだろwww
すきだー!
表紙をこうして並べるだけで伝わるものがあるってすごいなあああ。
大好きだいすき!
ファンってか信者があつまるとたのしいねwwww
テンションちょう上がった。作った人に感謝。コメントがまたwww<とくにどすこい。3連続が笑った。
wwwwwwwwしか言いようがないもんねあれ。
何でこれBGM!?きょーごく作品と合わなさ過ぎて面白いだろwww
すきだー!
表紙をこうして並べるだけで伝わるものがあるってすごいなあああ。
大好きだいすき!
ファンってか信者があつまるとたのしいねwwww