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ホームページの事、返信、妄想、ブックレビューに愛を叫ぶ準ブログ。偏愛なので準が付く、そういうことを書いております。
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全く知らない人と唯一の京極ファンの友人に本を勧めたら面白かったって喜ばれました。誤解を招かないように白状すると知らない人の方は某SNS繋がりでいつのまにか友達登録されてた人に「面白い本を教えて」と言われました。
知らない人の方は普段本を読まない人だけに、困りました。わたしが個人的に好きな本は伊坂さんとか東野御仁のような誰もが知ってるあの作品!とかじゃないので(いやお二方の本も数冊読みましたけど)、京極とか森さんとか司馬遼太郎とか池波正太郎とか…。後半二人は皆知ってるでしょうが実際問題手に取る若者は一部だと思いますし、司馬遼太郎はいい作品と悪い作品がまっぷたつだし。京極と森さんについては多少マニアックな気もするけど、読み始めたらずぶずぶと深みにはまっていくんですよねー…。うんうん。森さんはまず推理小説好きでない人に勧めることは出来ないのでパス。
で、まあ結局知らない人には京極、友人は恩田さんを勧めました。
読書慣れしてない知らない人にはある意味(というかボリューム的な意味で)レベルが高い「魍魎」を。推理小説の凄いやつが読みたいと言われたので、チョイスは間違ってないと思います。好みがはっきりしていない場合、いわゆる条件全てを提示して「さあ犯人は誰でしょう?」というのよりも、読みながら楽しめて、謎も凄い、ということで。満足して頂けたみたいで嬉しさひとしおです。いやまあ知らない人の前で熱く語ったりはしませんよいくらわたしだからっていて恥じらいはある。好きな作品が他の人に通じたら嬉しいです。
もう友人には「麦の海に沈む果実」です。これ、恩田さんの中で一番好きですって10冊くらいしか読んでないけど。友人は読むのにものすっごく時間がかかるからちょうどいいボリュームだし、世界観があるストーリー性の強い話が好みのなので、「これ絶対好きだよ!」と押しました。いい推理小説ってひたすら凄い謎を提示するのももちろんですが、もう一つ、「面白くてページめくる手が止まらない!謎なんて考えてられないよっ!」というのも一種の手法だと思います。これ、そんな作品。友人も大満足だったみたいで、嬉しかったです。
さて、わたしが現在手に取っているのは「あさま山荘事件」。これを機にどういう事件だったのか知っておこうと思います。
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