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ホームページの事、返信、妄想、ブックレビューに愛を叫ぶ準ブログ。偏愛なので準が付く、そういうことを書いております。
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まさかハードボイルドにときめくとは思わなかった。
初ハードボイルド、大沢有昌「闇先案内人」でこれもアリだということがわかりました。今週はいい本ばっかり読んだ、活字中毒現在進行形のミレでゴザイマス、こんばんわ。

東京国際ブックフェアで大沢有昌の本を購入したのが7月12日で、今週とうとう読みました!ブックフェアでは上巻しか買わなかったのですが、面白かったから下巻を買ったのが23日でその日のうちに読破。

お忍びで日本と国交を持たない国の重鎮が入国。しかし彼は命を狙われていて生きて帰さなければ日本のメンツが。重鎮をサポートしているのは犯罪者の国外逃亡を請け負う一流の「逃がし屋」の成滝という男。成滝の行動を読むために、同業者・葛原の元へ刑事が。脅しと司法取引を持ちかけられ・・・。チームの仲間を守るために葛原は危険に飛び込む。

相手の思考を読もうとする頭脳戦!犯罪者側の葛原と刑事の信頼関係が生まれるのか。犯罪者を守る立場となった刑事との確執。すれすれの戦線!政治も絡み、複雑に。さらに二つの団体に政治家、暴力団が加わって・・・。成滝らの邪魔をするなとの牽制も受け、ギリギリの展開。
葛原のチームの顔師(依頼人などの顔をメイクで別人に仕上げる人)のママさんがとにかくカッコイイんだ。
次本屋さんに行く時は大沢有昌出世作「新宿鮫」を買ってみます。それから集めるかは決めます。

司馬遼太郎の「播磨灘物語」黒田官兵衛(如水)の話です。全四巻。
戦国大名の中で一番如水が好きになりました!彼こそまさに参謀。秀吉の天下は如水なくして築けなかったのでは。黒田家は代々商才もあるらしく、直轄領は少ないものの米ではなく金で徴兵したのは如水が初めだった。
秀吉の処世術、本心なども透けて見えてほほ~うと思いました。猿は頭脳派!それを上回るブレイン如水は天才。戦国天下の行く末は今を生きてる私たちは知るところとなっているのですが、新しい見方ができる情報が満載。

今は司馬遼太郎「大盗禅師」を読んでます。軍学者・由比正雪の話。まだ半分程度までしか進んでいませんが面白いです。
徳川幕府は結構矛盾が多いと改めて気付かされます。浪人や鎖国。確かに秀吉の御料はかなり少なかったけど貿易の利が多く、それで十二分に賄われていた、と。田舎は大名にくれてやる、の秀吉は好きです笑


現実世界での修羅場は切り抜けたので、本を読みつつ更新できたらいいですね。(他人事か)


修羅場中は京極夏彦の京極堂シリーズ番外編「百器徒然袋 雨」の「山颪」のドラマCDをニコニコで聴いてました。

が。

んが。

ドラマCD聴きながら勉強など出来るはずもなく・・・。


原作のほうが探偵閣下の破壊力は強大です。
「おなかぺこぺこのぺこちゃん」がなかったのは本当に残念。
でも関口君の声は好きですv
バカオロカ(益山)の声も好きwww
猿渡先生(関口)がいなかったのはショックでした。京極堂も北大路先生じゃなかったし・・・。
映像がない世界で本島一人称で偽名が出てきたらわかりにくくなるのはわかりますが、原作を読み込んでる側としては物足りない。
夏木マリが解説で榎木津のことを「礼二郎さん礼二郎さん」と読んでるのはなぜか笑えました。違和感。
礼二郎さんって笑

余談ですが。
普段はYOUTUBE派ですが、ドラマCDはニコニコにしかアップされてないので久しぶりにニコニコへ。
いつもながらパスワードがわからず・・・。
IDを新しく作りましたとさ。
ID全部で4個くらい持ってるはずだ・・・汗
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