ホームページの事、返信、妄想、ブックレビューに愛を叫ぶ準ブログ。偏愛なので準が付く、そういうことを書いております。
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最近日付が全く分からず曜日感覚だけで生きてるせいで11月になってた事に今日気付きました…!去年はうさみみうさみみー叫んでたのに。ああハロウィン…!話を書くつもりは無いけど今さら感を無視してネタくらいは投下しいいでしょうか?
社会人と高校生で迷った末高校生です。折りたたんであるのでどうぞー。
社会人と高校生で迷った末高校生です。折りたたんであるのでどうぞー。
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「トリックオアトリート」
「は?何だそれは」
「あれ、君ハロウィン知らないの?」
「ハロウィンは明日だろ?なにか食べたいなら普通に言え」
楸瑛はくすりと笑った。並んで歩いた腐れ縁の男が急に止まったから絳攸は怪訝に思い振り返ると、濃紺の目とぶつかる。いつものふざけた様子がなく、何かを悟った様な落ち着いた笑みを浮かべる楸瑛は今日は此処で、と右を指さす。。何か用事があるようだ。
「また明日」
「は?明日は学校休みだぞ。おい楸瑛!」
そのまま走って行こうとする背中に慌てて声を掛けると楸瑛は振り向いた。
「夜に君の家に行くから!その時までに決めておいて!」
何を、と出かかった言葉は声になる前に消えた。
――トリックオアトリート。
いたずらかお菓子か。
小さくなっていく背中を見つめ、ずるいと小さく呟いた。
「は?何だそれは」
「あれ、君ハロウィン知らないの?」
「ハロウィンは明日だろ?なにか食べたいなら普通に言え」
楸瑛はくすりと笑った。並んで歩いた腐れ縁の男が急に止まったから絳攸は怪訝に思い振り返ると、濃紺の目とぶつかる。いつものふざけた様子がなく、何かを悟った様な落ち着いた笑みを浮かべる楸瑛は今日は此処で、と右を指さす。。何か用事があるようだ。
「また明日」
「は?明日は学校休みだぞ。おい楸瑛!」
そのまま走って行こうとする背中に慌てて声を掛けると楸瑛は振り向いた。
「夜に君の家に行くから!その時までに決めておいて!」
何を、と出かかった言葉は声になる前に消えた。
――トリックオアトリート。
いたずらかお菓子か。
小さくなっていく背中を見つめ、ずるいと小さく呟いた。
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