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ホームページの事、返信、妄想、ブックレビューに愛を叫ぶ準ブログ。偏愛なので準が付く、そういうことを書いております。
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きょーごくキャラソートをやったのですが、200試合を超えたところで諦めました。むう。キャラが多すぎです。いずれにしても閣下が総合一位は決まり切ったことなので、再挑戦するかはわからないのですの、どーも管理人ですこんばんわ。きょーごく占いは木場です。むー…。なぜか複雑。
男が書いているからでしょうか、京極作品には美人がたくさん出てきます。まさに少女小説の逆!その中でも管理人が一番いい女だと思うのが「蜘蛛」です。したたかで怖いくらいいい女。主義主張をしっかり持っていて、聡明にして立場をわきまえている。心がしっかりしていて強い。望みは高く、しかし引き際は潔い。いい女なのです。いい女とは別に一番好きな女性キャラが「蜘蛛」…。織作家の女は基本的に全員好きです。女帝の家系だけあってゴージャス!でも「蜘蛛」が飛びぬけていい女!正直ここまで魅力的な悪役はなかなかいないと思います。匹敵するのは久保竣公くらいでしょうか、男だけど。あー…。趣味が悪いと言われそうだけど、悪役が素敵なのです!朱美が「蜘蛛」の次に好きだなあ。「狂骨」のラストの彼女が本当にいい。内容は一番苦手な本ですが、この人は色っぽくていい奥さんです。ちがうシリーズならおぎんもいい女!紅一点です。
男性陣は閣下らぶですが、きょーごくどうシリーズにいい男って、逆にあまりいない気がします。閣下、きょーごくどう、関君…。閣下は結婚していませんが、したとしたらこの人たちの嫁は皆大変だろうなあ。中でも関口君の奥さん(雪絵さん)が一番苦労すると思います。木場がこの中では一番普通でしょうか。あり得ないレベルの変人が多いからなあ…。比較的いい男だと思うのは、青木刑事。顔がコケシなのが残念です。益田は個人的に好きですし、いい男に入れていいのかなあ。要素はあるのですが迷います。増岡さんもなかなかいい線いってますよね。でも彼はいい男のカテゴリーに入れたくないなあ笑。
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ぅおっと!昨日はホームページ一ヵ月記念だったのですね;;;;
それどころではなかったもので、本当にさっき気づきました。この無責任てか無頓着ぶり・・・・。
というのも。実は昨日こんなものに参加してきました。

     天狗サミット

うわ!?って心の声が聞こえた気もしますが、気付かなかった方針で行きます。(こら)
天狗が実際に集まって首脳会談をする――なんてシュールで酔狂なものではモチロンございません。
人間が、それも妖怪大好きさんまたは愛好家たちが天狗についてひたすら語る会です。たぶん。

残念ながら、愛好家ではなく、まるっきりの一般庶民のミレですが、行った目的は―――。
上のリンクを訪ねた人なら一発でわかっていただけたと思います。勘がいい方の推測もおそらくあたっています。


見てきましたあの人を。

あってきました厨子王に。


話を聞いてきました京極夏彦の!!


そうです、ワタシの大好きな作家先生、京極夏彦が妖怪仲間(笑)と一緒に天狗を語るイベントが開催されたのです。
実はファンになってまだ四分の一年もたっていないのに・・・・何なんでしょうこの行動力。中学高校の頃より活発になっているってどういうこと?
それはさておき、一人で大先生に会いに行くにはレベルが足りないので(意味不明)、かといって何人も誘って当日券を占領してしまうのも気が引けるので、大学の仲良し先輩を誘って2人で行ってきました東京の山、高尾山へ!
到着したら―――そうそうに見つけてしまいました!生厨子王!うわあああああ!って即座に挙動不審になったミレ。普通にいたんです!妖怪(推進)スタッフに囲まれて、お写真のままの姿で!きゃあきゃあ騒ぐわけにもいかないので、遠巻きに観察していたら、観光優先な先輩(非京極読者)に引きずられ、イベントまでは頂上まで行ったりおみくじをひいたりお土産を買ったり・・・・高尾山を満喫。
不幸というか、いややはり幸運なことに曇天で、しかもズルしてケーブル―カーを使用したにもかかわらず、歩いて歩いて歩きまわっているうちに汗だくに。
それにつけても普段から和服をお召しになられる京極夏彦は、今回もモチロン和服に手甲で暑くないのかしら?(車で来たのでしょうから運動量はそこまでだとは思いますが、それにしても)暑さとか感じなさそうなオーラがありますよね。<失礼

妖怪スタッフと和気あいあいで楽しそうでした。声をかけるつわものはいたのでしょうか?ミレや先輩、近くの京極ファンの知らない人はレベルが足りない模様でとてもじゃないけど無理でした。遠目で控えめにがん見はしました。控えめに、ズームでとった写真ならあります笑

そして、見事30枚の狭き門、当日券をゲットできました!
うわあああああああいぃぃ!!wwwwwwwwwwwwwwww 

IMG_0418takaotengu.jpg
会場の写真。


結構大勢の人がいて、すごかったです。
この中にはミレ同様の京極ファンや、ただの妖怪ファンも混じっているのか、と思うと滑稽。
同年代ほどの人もいらっしゃり、この人たちは京極ファンだろうとあたりをつけていました。

ですが、気持ちは「早く京極!」とドキドキ。
アイドルかッ!!笑


IMG_0417takaotengu.jpg

写真その2。

当日券の人は立ち見もあるとチラシには書いてあったのですが、座れました。後ろのほうでした。
身長がけっこうあるミレは、実は禅宗幼稚園を卒業し、お習字とクラシックバレエをやっていたことがあって、無駄に姿勢がいいのでピンと背筋を伸ばすと後ろの人へいい迷惑。そして目立ちますから、足を崩し背を丸めていました。これが結構つらいです。
あ、会場は畳ですよ。


講義が始まり――――・・・。
話術巧で早々から会場を沸かせていました。
 
天狗の絵を見て

「この絵はいいですね!」
 
天狗は江戸時代の

「萌キャラです!」
 
 
ミレは怪大の生徒ではないただの京極ファンですが、レクチャー(?)はおもしろかったです。
声も相変わらず素敵でございました!
うきゃあwwwwwwwwww
妖怪関係のイベントには結構参加している方なので、今後も機会があれば、会場が東京周辺ならば参加していきたいとの所存でございます。
 
ディスカッション自体は4時半前には終わったのですが、イケナイポスターを見つけてしまったミレと先輩。
なんと。昨日8月1日は八王子花火大会!
―――どうする?
と目配せしてきた先輩。
―――行きましょう!
と首を縦に振るミレ。

会話は心の声です笑 
いつもこんな関係です。
 
その前に腹ごしらえ!とケーブルカーで下山してから甘味を食しました。
 
到着が5時ごろ。
しかし。
先輩もミレも、八王子は初上陸で、しかも7時開始のところ、かなりのフライングで、右往左往。着物美女をつけたりしながらも会場に辿り着けない行き当たりばったりアウトサイダー二人は、花火が上がれば嫌でも場所がわかる!となり、商店街をうろうろしたり、来た道を戻ってデパートでセールを見たり、カフェに入って時間をつぶし、6時50分ごろに再び花火調査。
また着物美女の後をつけていると――――。
ドンッ!!
って。
上がり始めた花火は周辺の建物の陰で、完全に見えなかったけど、音で方向を推理し(原始的)、着物美女を追い越し笑
会場ではないのですが花火が見える場所までつきました!
 
最後まで見て、満足した2人。
さて、これからどうしようか、と。
飲みにでも行くか、と。
 
ですがね。
考えてみてもください。
高尾山で汗をかいて、八王子で汗をかいて、もうそれどころじゃない!
とにかく風呂!酒より風呂!!な心境なのです。
 
加えて、京極ツアーと花火ではしゃぎすぎて、周りの人に100%迷惑をかけてるかわりに、明日筋肉痛。絶対筋肉痛!って状況!(本日は案の定の筋肉痛です)
 
もう無理しちゃいかん、となりそのまま帰りました笑
 
とっても満足な一日でしたv


<追記>
急いで日記を書いたため、誤字脱字がひどかったです。
修正はしましたが、お見苦しいものをお見せしました。
うわッ!ホームページ更新しなきゃー;;;;

今気づいたフリをしてみました、こんばんわ。実は一話没にしたため煮詰まっているどーも、ミレです。


夏休みに入ってからやったことといえば―――・・・・。
アニメ版「魍魎」のDVDを見ました。
原作はワタシが一番初めに見た京極小説であり、雷を打たれた如く衝撃を受けた作品で、京極作品の中で二番目に好きな話なのです。

参考までに京極堂シリーズ本編ランキング―!()内はシリーズの出た順番です。

1位 絡新婦の理(5)
2位 魍魎の匣(2)
3位 塗仏の宴ー宴の始末ー(7)
4位 塗仏の宴ー宴の支度ー(6)
5位 鉄鼠の檻(4)
6位 姑獲鳥の夏(1)
7位 邪魅の雫(9)
8位 陰摩羅鬼の瑕(8)
9位 狂骨の夢(3)

6、7、8位に差はほとんどありません。
京極堂がたくさん出てくる話が好きな傾向があります。

ついでに

京極堂シリーズ好きなキャラランキングー!

1位 榎木津
2位 京極堂
3位 関口君!
4位 益田笑

他はどのキャラも同じくらい好きです。
女性キャラなら織作家の女朱美お潤が好きです。


閑話休題終わりなのです。<マチコ(今川)風


それで、DVDの感想を一言でいえば


笑える。なんだあれ。


原作を読んでた時は不気味で怖かったのに。


映画「エクソシスト」が笑えるのと同じ原理か。


それでも面白かったです。


原作に忠実で眩暈坂、京極堂の映像はほほう、雰囲気があると納得もできるのです。
キャラは関口君笑
違うだろ!(ミレの中では20世紀少年のヨシツネのイメージ)
榎木津若過ぎ!声が―――!でも何話も見てるうちに慣れた。
青木カッコイイじゃん!こけし刑事じゃなかったの!?
以外、京極堂はっぽかったし木場もうんって納得できます。


ただ、迫力が絶対的に不足。


青木が犯人の潜伏場所に忍び込むシーンの惨状、恐怖がないわ

犯人の心理描写がイマイチだわ



とにかく怖くない!不気味じゃない!



放送規定で残酷なシーンは入れられないんだろうけど

原作を読んでいた時の緊張感、恐怖でごくりとのどがなるような感覚に欠けました。


「狂骨」が映画化されないように映像には限界があるんだなと実感しました。
京極作品は読んでこそ面白い。

もちろん「邪魅」のPVは別です。


が。


本日、マンガ版「魍魎」を買うつもりでした笑
絵は志水アキさん。
閣下がどんなどんなふうに描かれているのか、非常に気になり、誘惑には勝てずにいきつけの本屋さん(笑)をうろうろしました。

置いてなかったです。

疲れていたので他の本屋さんを回らず今日はあきらめたのです。
いつかリベンジを笑

本屋さんで「怪」「幽」を見つけ――――・・・・。

後ろ髪を引かれつつ、アイアン理性でなくなく振り切ったのに、未練たらたらです。
メフィストも見つけてしまい、京極いないけどこちらも欲しかった!

もちろんマンガも好きですよ。「鋼」とかね。

ただッ!

京極夏彦は面白すぎて・・・・!!

反則です!
普段は日記のネタがなくて日々困っているんですがね。
今回は違いますよ!写真もたくさん入れてがんがん書きます。

一言だけ言わせてもらえば。
彩雲じゃないんだな。もろ京極関係でゴザイマス。
わっはっはっは(秘書まるひさんのマネ)



大極宮400号記念のプレゼントは外れてしまったようで残念ですが、来週もなんときょーごく先生のサイン本の応募があるようで。厭ないや~なアレらしいです。本当にファンサービスが豊富なオフィスでいらっしゃるv
絶対応募します!
あたれー!

東京国際ブックフェア、行きたいデスが予定が・・・。今の時期学生は大変でゴザイマス。
出版業界において厚さの限界に挑戦し続ける(秘書まるひさん談)京極先生の本が展示されているみたいなのでみたいです。あんな技術が使われていたとは知りませんでした。今までページの側を下にしてさんざん本を大事にしてこなかった人間として目から鱗。(踏んだりページが曲がったりは余裕です・・・汗)
大事なモノでも大切に扱うことができない多々良先生(迷惑の王笑)のような部類として謝ります。ごめんなさい。
ただ、作品は本当に大好きですからねッ!<何の弁解!?



と、いうことで!
青山で榎木津ビルヂングを探すより、中野で京極堂や関口君の家を無断撮影しに行くより、小石川で木場の実家と武蔵小金井の木場の下宿先にあたりをつけるより麻布署で不審人物に見られるより、池袋で川新の映画事務所に押し掛けるより、武蔵野で久遠寺医院で診察受けるより、町田で伊佐間屋と久保俊公の家を見学するより、箱根で明慧寺に泊るより、鎌倉で朱美の家を見比べるより、伊豆の戸人村(へびとむら)に登山がてらいくより、大磯で雫を追うより、ええっとー・・・白樺湖で由良の鳥屋敷に迷うよりもね。(※全部実在しません)

今度ビッグサイトで京極夏彦をはってみようって本気で思ってるのは別として
ぜひ榎木津ビルヂングや京極堂は探したいところですが(ばか)

もっと合理的なことをしようと思って笑
学校帰り行ってきました!京極夏彦の京極堂シリーズ番外編「百器徒然袋 風」の「五徳猫」に登場する招き猫の寺、通称猫寺こと豪徳寺。場所をネットで確かめたけれど―――案の定迷いました。
新宿からなら小田急線で行けば15分ほど。京王線から東急世田谷線に乗り換えていくこともできるようです。

豪徳寺とは―――・・・・。
江戸初期貧乏寺だった弘徳寺の飼い猫が通りかかった大名で井伊直弼の祖先を招いて、本堂に上がったらたちまち雨がーーー。濡れずに済んだ大名様はビックリでこれも何かの縁とその貧乏寺に帰依し、死後戒名から「豪徳」を取って豪徳寺とした―――という猫の恩返しが招き猫の由来らしいです。
(文庫版「風」 28-32)

他にも招き猫発祥については諸説あるみたいですけどめんどくさいいから・・・複雑なのでスル―します(こら)
先日日記で豪徳寺行き決定に右招きと左招きを買うぞ!とわめいていたにもかかわらず豪徳寺の招き猫は全部右手だってことを忘れていた、地図が読めない女のどーも、ミレですこんばんわ。

タイトルは同じ本の「面霊気」p781の探偵閣下の冒頭のセリフからの引用。この話はラストが本当にヤバイ!適当なことを言う探偵様の照れ隠しと―――手紙。
これで落ちない人はいない。
なんとも愛しい人。
ずるいぜ榎木津。
らぶ



興味がおありの方がいらしましたら下のなんちゃってキャッチコピーを見てあおられてください笑


ミステリーがこんなにおかしくっていいのか!?探偵の中の探偵榎木津礼二郎が暴れまくる勧善懲悪ならぬ「勧榎木津懲悪」帳。「悪は滅び僕は栄える」!
探偵とは「世界の本質を非経験的に知りうる特権的な超越者」であり調査などしない唯一本物の探偵の手にかかれば、あの京極堂ですらバカに見えるなんて―――大きな声じゃ言えません。
笑いが絶えない新感覚ミステリー(と言えるのか微妙)京極堂シリーズ番外編「百器徒然袋」は「雨」「風」そろって絶賛発売中!(ミレ)


宣伝して京極仲間を増やそうと計画してます。そして友達になってください!
うひひひひ。(まるひさんのマネ)
本気で読みたいと思った方はこの外伝から読むのもいいでしょうが、探偵助手の存在が本編の「鉄鼠の檻」「絡新婦の理」のネタばれになりますのでご注意を。
本篇から読みたいというならば、一番初めに「魍魎の匣」を読むことをお勧めします。
「姑獲鳥の夏」以外千円からの本になってますので初めは図書館などでかりるのもいいでしょう。
もし連絡していただければ嬉々として詳しいアドバイスします笑<友達100人計画の一環



まあそれでですね、話は戻りますが、豪徳寺に行ってきました。
ようやく本題です。
IMG_0150.JPG






結構大きいお寺。


この門を通って行くと―――。

IMG_0151.JPG






にゃんこです!にゃあんこv

(※いい歳した大学生がにゃあんこって・・・失笑)<三十代半ばの美形な非凡なおじさん(下僕本島談)こと榎木津探偵閣下はにゃんこって言っても許されます。かわいいです!


それでね、神社で言うところの狛犬に相当するような猫の置物のしっぽに注目すると―――。
微妙にさけてるんです!今彩雲界で話題のアレです!(クリックすると大きな画像で楽しめます)
顔は某かわいいかわいいねこパロとは違って、怖いですが。(某パロの関係者さま、こんな辺境ブログは見ていないと思いますが勝手に話題に出してしまってごめんなさい。作品大好きですv)


そしてメイン!ここを訪れた目的です!
IMG_0154.JPG






猫塚!「風」の表紙帯(?)のアレです!!

大量すぎて―――・・・。ちょっと怖い。
一番下の段、向かって左側に両手招き、一番右側に左手招きがいます。



やっぱり不気味。
IMG_0155.JPG





「風」を持ってたんですが、あの写真のほうがにゃんこたちがもっと密になっていて、同じように撮れませんでした泣

すこし奥のほうにあったので、迷いました。ここでも。
絳攸のように後天性じゃなくて体質な分性質が悪いんじゃないかな・・・。



最大の目的を果たしたミレ。
最後のにして重大な任務は――――。


じゃんッ!!
IMG_0221.JPG






手乗りにゃんこ!にやあんこ!!(※いい歳略)<許されるのは探偵さま!!


本島君(探偵様の下僕)同様招き猫を購入!

左手のもぜひ欲しいですが豪徳寺は右手のみ。
でもいいんだ。

探偵さまが持ってるのも右手だからねッ!

おそろいだもーん!



袋。
IMG_0157.JPG








一番小さいサイズ(購入したもの)で300円。
ちょっとした置物サイズのだと800円ほどでした。
今度行ったらそれを買おうと思います。




え?



今度?








行きますよ









え??笑







本気です!(ばか)




ええっと、最後に。
私と友達以外、見かけた坊主以外の人は――――。
たったの3人でした。
おばあちゃんが1人と若いカップルが1組。
正直招き猫を買うときすこし恥ずかしかったです。


若いカップルのほうはもしかしたら―――――。
京極ファン?
だったら仲良くなりたいな。

以上、京極ファンの友達が一人しかいない(その子は人に勧めていおいて自分は2冊目「魍魎」までしか読んでないし!)ミレがおおくりする豪徳寺レポでした。

ビッグサイトレポもいずれ。オフィスがあいているのは平日だから平日に行ってきます!京極先生は時々しかオフィスに来ないらしいですが―――真夏の炎天下の中何日間か通ってみたいと思ってます。(ばか)
乞うご期待!<いらんわッ!!
(※気持ち悪いくらいにとにかく愛を叫んでます!)




友達に勧められて本屋でデビュー作の京極堂シリーズ1作目「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」を探しに行ったらおいてなくてかわりにシリーズ2作目の「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」を買って読んで。
落ちました。垂直に高速墜落。
それから京極堂シリーズを買いあさり読みあさり、京極堂シリーズじゃないのにも手を出し。使ったお金は―――後悔してないから考えない!まだ文庫本しか買わない理性は―――。・・・・す、少し残ってます!

はりぽたの新刊を我慢していた受験期が懐かしい今日この頃。京極堂シリーズの新刊「鵺の碑(ぬえのいしぶみ)」はいつでることやら。
―――いつ文庫版になることやら・・・・・・泣

日記のタイトルの王座はまちがいなく京極夏彦先生です。
そんな京極夏彦の大ファン、ミレですこんばんわ。

京極作品で一番好きなのは京極堂シリーズです。
これは一冊が分厚いことで有名で。
一番短い「うぶめ」が600ページくらい。
平均が800から900ページでしょうか。
番外編の短編集は一話が普通の本一冊分だろうっていう250から300ページが3話で、800ページほど。
一番長い「絡新婦の理(じょろうぐものことわり)」が1400・・・・・。

一冊500から600グラムあるとか。
本が自立するとか。(縦にしたときにパタンって倒れない!)
こんな噂はすべて本当ですよ!
(京極堂シリーズ以外は結構普通のページ数です!)

そんなシリーズが番外編を含め、文庫版で13冊でてます。
ファンになってから怒涛のように読みあさったミレの感覚は狂いっぱなしです。
普通の300ページくらいの本は「なんて薄いんだ!」
600ページと少しある「うぶめ」は「薄いよねー」
800ページの番外編は「今回は結構薄いな」
特に前作の「陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)」が1200ページくらいあったから、最新刊「邪魅の雫(じゃみのしずく)」の1300ページほどが「普通」と思ったとか。
どんどん失われてく普通の感覚。

分厚くても面白くなければそれまでなわけで。そういう意味では京極先生の作品は面白すぎてヤバイ!!
途中で止めるのが苦痛です。
バイトの休憩中に読んで、休憩が終わったときの心境は「うわああああぁぁ!つ、続き!!気になるヤバイ面白い!!」です。
バイト中思い出してはにやにや。
実はミステリーは松本清張で挫折して以来苦手でした。
建物、現場とかのイメージがわかないから読んでてもわからない。でも事件は勝手に解決していって、その説明もわかるようなわからないような――・・・と。
その点京極作品は読者をほったらかしにしている感があるから逆に読みやすいです。考えなくていい。
「妖怪小説」っていっても実際に出てきません。犯人に「○○という妖怪が憑いている」と京極堂(古本屋)が言うだけで、登場はしません。
説明も論理的。「非常識」って思われるのを納得させるのが妖怪のような感じです。
「じょろうぐも」は複雑に見えるけど事件の構造自体は簡単で、それをああ仕上げるのがすごいです!(ミレの一番好きな本です)
京極堂は陰陽師ですが陰陽師の式神も論理的に説明。
他人の記憶が視える榎木津(探偵)の能力も。(実際どうかはともかく説明は論理的)

初めて手に取った時は「ああ分厚い」と普通の感覚を持ってたけど、ぐいぐい読めちゃうのも魅力です。っていうか止まんない。
「邪魅」のあとがきで西尾維新が言ってるみたいにストレスなく読めます。
ページをまたぐ文章がなかったり。
「---」や句読点で絶妙な間を置いたり。
難しいのは題名だけで中身は面白すぎます。
ところどころにギャグが置いてあるのも好き。


面白すぎて分厚くてもやめられない。
続きが気になって他のことが手に付かない(とまではいかなくてもバイト中のミレみたいに思い出してはにやにやしちゃうはず)
読み終わってもやばいくらいに面白いから思い出してはにやにや。お気に入りの場面を読み返したり。
中毒。



もし私が受験生だった時に京極夏彦作品に出合ってたら――――。



ヤバかった。
昨日の母とミレの会話があまりにもばかばかしかったので紹介します。

母「京極夏彦って町田に住んでるの?」
ミレ「町田に住んでるのはいさま屋だよ」

(いさま屋は京極堂シリーズに出てくるキャラで町田で釣り堀屋を経営してる実在しない人物です。)
ええーっと。これだけは言っておきます。
本人たち(っていうか私)はいたって真面目も真面目、大真面目でゴザイマス。
京極堂が中野に住んでるんだから京極夏彦も中野じゃないって思ったことは口には出しませんでした。(京極堂、正式には中禅寺秋彦。京極堂シリーズの主人公。これまた実在しません)
けど。

自分が末期だなと思ってます。
手遅れついでにさらにバカなカミングアウト。
ミレが愛する榎木津探偵閣下が主人公の番外編「百器徒然袋 風」に「五徳猫」というにゃんこな話があります。招き猫や山猫とにゃんこ好きの探偵様のお話です。
そこで豪徳寺という地名がでてきますが豪徳寺って農大の近くですよね?新宿からそう離れていないんですよね?

農大行ってる友達に案内させようかと本気で考えたバカがここに一人。招き猫を買おうと考えてました。
未遂ですがね。
秘密です。よ。

京極話ばかりであわわわわですが、ホームページオープン後は彩雲の話もたくさんします。<当たり前だ!
にサイトをオープンしようと思ってますけどこの日記は誰も見てないんだろうなー、とか思うと悲しかったり。なんてね。カテゴリー作ったほうがいいですよね。彩雲、京極とか。あと彩雲で京極とか<ぇ
今、東京事変の「金魚の箱」を聴いてます。魍魎です。見てないけど映画版魍魎の主題歌。1番が頼子と加菜子っぽくって2番が犯人な雰囲気で林檎さんさすがです。

東京事変「金魚の箱」一部(アルバム「娯楽」収録)

あたしの血の色 時間ないの
銀の皿(プレート)に水を貼られて 無理矢理に呼吸
水面で時々目が合う
神様が起きるのを待って
だけど君とはある意味サヨナラ
もうなんだか 眠りたいよ
血の色 永遠はないよ
箱から丸い金魚落ちたよー



うん。魍魎ですね。金魚は果たして・・・。(歌詞の一部を片仮名から平仮名、漢字に直してます)
修羅場や遭難を聴きながら京極堂シリーズを読むと最高です。

これも見なかったけどアニメ版魍魎はですね、彩雲の声優陣数人がいます。絳攸、楸瑛、秀麗。楸瑛が大好きな探偵様・・・・。なんかとっても悔しいと思ってしまうのはなぜでしょうか笑
でも「わはははは」とか「僕も神だ(「狂骨」)」「猿だ!(「山颪」)」「このバカオロカ」「そのとウりだッ」とか楸瑛のイメージがあるミレには想像できないんです。大真面目に人の名前を間違えたりするシーンが想像できないんです。「本島五十三次(「面霊気」)」とか。楸瑛の声で。「ぐうの音もでんやろがッ(「雲外鏡」)」に「ぐう」と真剣に答える探偵様が楸瑛・・・。
む、難しいです。でも。魍魎の探偵様はかなりまともなほうなので、まあどうにかなってると思いますが。ね。
秀麗に関しては適役だと思います。敦子。
アニメ版魍魎の匣公式ホームページ
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