ホームページの事、返信、妄想、ブックレビューに愛を叫ぶ準ブログ。偏愛なので準が付く、そういうことを書いております。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
去年の春(?)に司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んで以来新撰組では土方派です、のどーもミレです。土方ファンになるための本虎の巻です。最後は号泣でした!かっこよすぎるよ土方!!
そこで喧嘩師絳攸みたいなごにょごにょ。
適当設定のメモ。
「思想なんて関係ない。これは喧嘩だ。この喧嘩に勝かてば官軍、負ければ賊。ただそれだけだ」
浅黄色が爽やかな羽織を肩にかけうでを組み、鉢巻の下からのぞく眼光はするどい。喧嘩。その単純な一言がこの戦いの周りを覆っていた複雑なもの全てをそぎ落とし、そして単純が故に覚悟を迫る。
――俺についてくる気があるのか。
敵の数の方が多い。賊の汚名を負う可能性もあるが、それでもついてこい、と絳攸は言っている。
愚問だね、と楸瑛は喉の奥で嗤った。
「何を書いてるんだい?」
絳攸の手元を覗き込んだ。安物の和紙に書かれているのは次の戦場の地形だ。
「それ…凄く精密だけど、偵察してきたのかい?」
「いいや。珀明の話を聞いてそれを元に書いてみた」
もっとも後で偵察に行くがな、と付け加える。
「上手だね」
「世辞はいらん」
「本心からだよ。――それで、君の読みをきかせてくれないかい?」
地図の真ん中に指を置く。
「此処が敵の駐屯地だろう。そして補給は此処から。俺たちは此処を目指す」
するすると指を動かして八方からの道が交差する点で止めた。
「兵を分けるのかい?」
「ああ。挟みうちにして敵を散らす。去る者は追わなくていい」
「人数が多い?それがどうした。喧嘩でも何でも真っ向からぶつかっていくから負けるんだ。上策を弄した方が勝つ。作戦の上では俺たちの方が一枚も二枚も上手だ」
「まいったな。負けられなくなった」
負けるつもりだったのか、とじろりと睨まれた。
「ここからは俺の喧嘩だ。お前を巻き込む訳にはいかない。命令だ!行け!!」
「絳攸!」
「逆らったら罰則だ!行け楸瑛!」
…雲行きが怪しくなってきたので、終わりますっ。
絳攸が土方なら楸瑛は誰なのか…。楸瑛にも愛はありますっ!
そこで喧嘩師絳攸みたいなごにょごにょ。
適当設定のメモ。
「思想なんて関係ない。これは喧嘩だ。この喧嘩に勝かてば官軍、負ければ賊。ただそれだけだ」
浅黄色が爽やかな羽織を肩にかけうでを組み、鉢巻の下からのぞく眼光はするどい。喧嘩。その単純な一言がこの戦いの周りを覆っていた複雑なもの全てをそぎ落とし、そして単純が故に覚悟を迫る。
――俺についてくる気があるのか。
敵の数の方が多い。賊の汚名を負う可能性もあるが、それでもついてこい、と絳攸は言っている。
愚問だね、と楸瑛は喉の奥で嗤った。
「何を書いてるんだい?」
絳攸の手元を覗き込んだ。安物の和紙に書かれているのは次の戦場の地形だ。
「それ…凄く精密だけど、偵察してきたのかい?」
「いいや。珀明の話を聞いてそれを元に書いてみた」
もっとも後で偵察に行くがな、と付け加える。
「上手だね」
「世辞はいらん」
「本心からだよ。――それで、君の読みをきかせてくれないかい?」
地図の真ん中に指を置く。
「此処が敵の駐屯地だろう。そして補給は此処から。俺たちは此処を目指す」
するすると指を動かして八方からの道が交差する点で止めた。
「兵を分けるのかい?」
「ああ。挟みうちにして敵を散らす。去る者は追わなくていい」
「人数が多い?それがどうした。喧嘩でも何でも真っ向からぶつかっていくから負けるんだ。上策を弄した方が勝つ。作戦の上では俺たちの方が一枚も二枚も上手だ」
「まいったな。負けられなくなった」
負けるつもりだったのか、とじろりと睨まれた。
「ここからは俺の喧嘩だ。お前を巻き込む訳にはいかない。命令だ!行け!!」
「絳攸!」
「逆らったら罰則だ!行け楸瑛!」
…雲行きが怪しくなってきたので、終わりますっ。
絳攸が土方なら楸瑛は誰なのか…。楸瑛にも愛はありますっ!
PR
この記事にコメントする