ホームページの事、返信、妄想、ブックレビューに愛を叫ぶ準ブログ。偏愛なので準が付く、そういうことを書いております。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
わたしは日本到着は明後日になるので、会場にはいけませんが、楽しんできて下さい。ああ、最後かもしれないオンリー、行きたかったなああああ泣!!!
NYはたいへん楽しいです。毎日朝から夜まで安全に過ごしています^^ただ、アメリカ料理は美味しくないのがいただけないです。日本食が一番!!うどんとお蕎麦とおみそ汁と秀麗なみに白米が恋しいです。
現代パロなら黎深さまはコウと一緒にいろいろ旅行したと思います。でもほとんどが、観光目的じゃなくってゆっくりと過ごすためだから、絳攸は観光スポットにはあまり行った事がないし、旅行=まったり過ごすもの、と捕らえてそうです。旅行先でも外にでないで(出たとしても公園とかで結局)本を読んでいて、かまってもらえない楸瑛が始終妄想の対象でした。
溜息を付きながら「ねえ、君、本ばかり読んでいたら旅行なのに普段の休みと変わらないだろ。どこか行こうよ」
「俺はそれで構わない。どこか行きたいなら勝手にいけ」(視線はずっと本)
「あのねえ」
ちらりと眼だけ動かして「お前と二人で過ごすための旅行だろ。お前は俺とゆっくり過ごしたくないのか?」
これでやられた楸瑛を想像して、さらりとこんな事を言う絳攸を想像しています。
それでも楸瑛は絳攸好みだろうと想像した美術館に絳攸を無理やり連れて行って、それが自然史博物館だったらいいなあなんて。
「君が喜んでくれるのは嬉しいけど」
横に並びながら囁いたら、絳攸は恐竜の化石を真剣に見つめていた絳攸が突然振り返って「俺はこの時代に生まれたかったな。こいつらになら喰われてもかまわないし、絶滅の瞬間に立ち会えるなら本望だ」
それは困る!と楸瑛は思ったけどそれより早く絳攸が続けた。
「ああ、でもそれは困るな」
「何で?」
絳攸が振り返って言ったので楸瑛はちょっと期待した。
「黎深様にあえない」
私は!?絳攸私は!!?私にはあえなくてもいいの!!!?
表面上はひきつった頬笑みを保ったが、絳攸はすでに楸瑛を見ていなかった。楸瑛は展示物に負けたのだ。そう思うと泣けてくるのを、絳攸の心を奪ったライバルを睨みつけることでぐっと我慢した。
「楸瑛」
呼ばれて慌てて笑顔を浮かべて返事をしようとしたが、そこにはめずらしくなんのてらいもなく笑う絳攸がいて、楸瑛は驚いて再び言葉を失った。
「連れてきてくれて本当に感謝する。ありがとう」
楸瑛はその笑顔だけで満足しています。でもやっぱり次の日もかまってくれない絳攸に私には笑顔付きでこの台詞があるんだ、と強がって我慢。
気付いたら楸瑛視点で絳攸を見るのが癖になってます。
(※アメリカの美術館や博物館では展示物の撮影が許されています。)
明日の成功を心から祈っています。
PR
この記事にコメントする