ホームページの事、返信、妄想、ブックレビューに愛を叫ぶ準ブログ。偏愛なので準が付く、そういうことを書いております。
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こんばんわ。本日2つめの日記です。勉強中や何かに集中しなきゃいけないときはそういう音楽をダウンロードして聴く技を覚えました。「音楽 勉強」や「音楽 集中」で調べるとたーんと出てくるのね。ある時から集中力が無くなるようになって以来、こういう手助けが必要なんです。またはうるさいファストフードはとても集中できます。
そして宿題続きをアップしました。
宿題①はここです。
番号順に書く予定ないですし、どこが腐れ縁だか自分で混乱してるし、お題とマッチしてるのかもわからないですもう。文章力!と切実に願いました。
そして宿題続きをアップしました。
宿題①はここです。
番号順に書く予定ないですし、どこが腐れ縁だか自分で混乱してるし、お題とマッチしてるのかもわからないですもう。文章力!と切実に願いました。
*****
10ちょっと待て、十年後も一緒にいる気か
「え」
「え?」
楸瑛が珍しく感情を隠さず素直に目をまん丸にして来たから絳攸はたじろき、つられて驚いた。
「君の迷子治る予定あるの?」
「――」
問答無用で殴り飛ばした。
※※※
07改めて愛を囁いてみる
「黎深様が」
「おや」
「ん?なんだ?」
「いや、なんでもないよ。続けて」
手を振って誤魔化そうとしたが絳攸はじっとっとした眼を動かす気配は無かった。こう云うところが昔に比べて鋭くなったと思い、楸瑛は諦めた。
「気を悪くしないで欲しいんだけど」
「俺を怒らせるようなことなのか?」
「そういうわけじゃない。場合によっては怒るかも知れないからこうしてお願いしてるんだよ」
「他意は無いんだな?」
「心から」
「内容次第だ。続けろ」
もう一度だけ怒らないでね、と念押しした。絳攸に関してはどうしてこうも不器用なんだろうか。成長してないなと楸瑛は反省する。
「君の口から久しぶりに黎深様って聞いたから少し驚いただけだよ」
「からかってるのか?」
「まさか。昔を思い出しただけ」
胡乱な眼で再び見つめられたが、少しして離れた。今度は信じてくれたようだ。
楸瑛が思ったことをもう少し正確に言うと、いつの間にか親離れしてたんだな、という感慨の様なもので、これを伝えると絳攸は絶対に怒ること知ってるから言わない。
「昔?」
「そう昔。知らなかった?君の口から養い親の名前を聞くたびに、私は嫉妬してたんだよ」
「なんだそれ」
呆れた声。解っててやってるのか。
最近の絳攸のこう云うところが読めなくなった。
「やっぱり莫迦にしてるだろ」
怒って早足になる絳攸の背中に向けて小さく口の中だけで呟く。
「してないよ」
莫迦にできる程の想いなら良かったのに。
懐かしい切なさに少し心が痺れた。
「おい」
いつもみたいに追って来ない楸瑛を不思議に思ったのか、顔だけで窺うように振り返る絳攸がいて――。
「好きだよ」
――聞こえただろうか。
==========
腐れ縁の続きでした。ごめんなさいの気分ながら4つクリアしました。
お題はTOYさまより拝借しています。
書いてて恥ずかしいっていうか、30代のこなれた感じが無い二人で、あわわ。
「え」
「え?」
楸瑛が珍しく感情を隠さず素直に目をまん丸にして来たから絳攸はたじろき、つられて驚いた。
「君の迷子治る予定あるの?」
「――」
問答無用で殴り飛ばした。
※※※
07改めて愛を囁いてみる
「黎深様が」
「おや」
「ん?なんだ?」
「いや、なんでもないよ。続けて」
手を振って誤魔化そうとしたが絳攸はじっとっとした眼を動かす気配は無かった。こう云うところが昔に比べて鋭くなったと思い、楸瑛は諦めた。
「気を悪くしないで欲しいんだけど」
「俺を怒らせるようなことなのか?」
「そういうわけじゃない。場合によっては怒るかも知れないからこうしてお願いしてるんだよ」
「他意は無いんだな?」
「心から」
「内容次第だ。続けろ」
もう一度だけ怒らないでね、と念押しした。絳攸に関してはどうしてこうも不器用なんだろうか。成長してないなと楸瑛は反省する。
「君の口から久しぶりに黎深様って聞いたから少し驚いただけだよ」
「からかってるのか?」
「まさか。昔を思い出しただけ」
胡乱な眼で再び見つめられたが、少しして離れた。今度は信じてくれたようだ。
楸瑛が思ったことをもう少し正確に言うと、いつの間にか親離れしてたんだな、という感慨の様なもので、これを伝えると絳攸は絶対に怒ること知ってるから言わない。
「昔?」
「そう昔。知らなかった?君の口から養い親の名前を聞くたびに、私は嫉妬してたんだよ」
「なんだそれ」
呆れた声。解っててやってるのか。
最近の絳攸のこう云うところが読めなくなった。
「やっぱり莫迦にしてるだろ」
怒って早足になる絳攸の背中に向けて小さく口の中だけで呟く。
「してないよ」
莫迦にできる程の想いなら良かったのに。
懐かしい切なさに少し心が痺れた。
「おい」
いつもみたいに追って来ない楸瑛を不思議に思ったのか、顔だけで窺うように振り返る絳攸がいて――。
「好きだよ」
――聞こえただろうか。
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腐れ縁の続きでした。ごめんなさいの気分ながら4つクリアしました。
お題はTOYさまより拝借しています。
書いてて恥ずかしいっていうか、30代のこなれた感じが無い二人で、あわわ。
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