現状報告 2011/03/15__00:41

ライフライン全般問題なく使用でき、家族一同無事で、親戚なども東北にいないため連絡が取れないなんてこともなく、また家にもみんなにも傷一つなく元気です。肉体的には。
生まれてから今までに経験したことのない揺れでした。当日は見事帰宅難民化して、解放されていた区役所だかで少し休み電車復旧後家についたのが翌日午前2時過ぎでした。携帯電話の充電はしてあったのですがなにぶん全くつながらない状態で、何度も試しているうちにバッテリーが無くなって行き、急いで数人の連絡先をメモしました。
うちには固定電話がないので、公衆電話を使おうとも家族に連絡取れず…。
そして繋がらない携帯電話はともかくパソコンもないため友人たちとも連絡が取れず、一番心配掛けたみたいです…。ごめんなさいと同時にそういう人がいるって幸せをかみしめました。
それよりも当日に知った海岸に打ち上げられたおびただしい数の死体のニュースに愕然として、夜胸が痛くて仕方がなかったです。
損な場所に立つ恐怖や未だに回収できないことを考えると、悲しいというより言葉にできない感情でいっぱいになります。
友人が今海外留学中でして、そこで出来た友達が家族と連絡取れないそうです。海外にいるから無事だった彼女。でも日本の状況は逆に解らず…。アメリカ政府からは日本に行くなという通達があるそうです。私たちはそっちにいた方がいいよ、と思うのですが…。
またYoutubeなどで地震の動画に対し心ないコメントを投稿しているのに腹が立ちます。ジョークや嘘のために何千人が死んだ訳じゃない。
同時に救助に来てくれる諸外国に心から感謝いたします。
米軍兵が被ばく…。危険があると解って入隊したのでしょうが、彼らや行方不明の警察官などのニュースを聞くにつけ、心がいたみます。助けに来ていただいたのに、申し訳ない。それでも助けが必要なんです。

うちから1、2キロ離れたところで募金受付をしているので、正真正銘スズメの涙ですが明日行こうと思います。
寄付先に困っている方は日本赤十字かユニセフをお勧めしておきます。インターネットで検索してみて下さい。

夜は一応睡眠とってはいるんですが、ちゃんと眠れていないみたいで、小さな揺れがあるとはっきりと「あ地震」と解ります。ですから本当に寝れど疲れは取れず。今日は母の職場は閉鎖され、私も予定ないので家で濃いめにわったウィスキーとワインを飲んで強制的に寝ました。
現在大きな余震の確率は下がりましたが、茨木までやって来ていると考えると不安です。
明日は冷え込むようなので、被災した地域で苦しむ方が心配です。
食料も私たちが買占めをすると本当に必要とされている地域に回らないという指摘があることをここに載せておきます。

もうこれ以上何もないことを心から祈ります。